不動産投資は本当に魅力的な投資か?

おはようございます。

投資ソフト開発センター
大塚 博之です。

前回のメールで
国債と不動産投資を比較して

『不動産投資は本当に美味しい投資か?』
について考えました。

前回のメールをご覧いただいていない場合は
こちらからご確認ください。

今日は、不動産投資をより現実に近づけた
シミュレーションで国債と比較します。


前回、同じ1000万円を国債と不動産に
投資した場合の10年後のリターン額を比較しました。

その結果は、明らかに不動産投資にメリットがある
と感じられる結果でした。




ただ、前回のメールでは(上の表)は不動産投資のリスク

・ 維持管理費
・ 空室
・ 家賃下落
・ 修繕費
・ 固定資産税
・ 運用の手間

などを考えないで比較しました。

今日は、リスクを加味した上で比較します。


リスクをそれぞれ

・ 維持管理費  家賃12%
・ 空室     15%
・ 家賃下落   年1%
・ 修繕費    年7万円
・ 固定資産税  家賃の15%
 他運営費

とした場合

不動産投資のリスクを見込んだ推移

この場合でも、国債で運用するよりも
約400万円リターンが多いです。

ただし、この例は『所得税0』『物件資産価値下落なし』
という設定でシミュレーションしています。

税金支払い、減価償却費累計分の物件価格下落
と仮定した場合、

10年後のリターンは

『11,007,853円』

と国債のリターンを下回ります。


不動産投資のシミュレーションを
より現実(厳しく)に近づけていくと

“絶対に不動産投資は美味しい”
とは言えないことがわかります。

では、不動産投資は美味しくないのか?

実は、そんなことはありません。

次回メールで国債にはない
不動産投資の魅力について書きます。