かぼちゃの馬車のその後に関する記事
かぼちゃの馬車問題が
こんな決着になるとは
正直、少し驚きました。
物件を手放せば借金の返済を
免除されることで調整が進むことが
20日、分かった。
シェアハウスという特殊な物件で
運用困難と考えられる為
投資家自身も物件は要らないで
しょうから、借金棒引きにすると
いうのと同意と考えていいと
思います。
日本の場合、借入は基本
リコースローンです。
借りた方が亡くなり
相続人が相続放棄しない限り
必ず、返さなくてはなりません。
■リコースローンとは・・
借り手自身の信用で融資が
行われ、借入の対象資産以外
でも返済の責任を負うもの
今回の場合、銀行は
債務者と交渉するのが
面倒になったので、
引当金も十分だし
チャラにして終わりにしましょう
という事のようです。
結果的にノンリコースローンの
ような結末になります。
■ノンリコースローンとは・・
対象資産を限って借入を行うもの
万が一、返済できない場合は
対象資産を手放すことでその他の
資産には波及しないのが一般的
リコースローンで契約して、
ノンリコースローンのように
終われるのは正直違和感が
あります。
基本的にリコースローンは
投資家はリスクが高く、
銀行はリスクが低いので
金利がノンリコースローンと
比較して低くなります。
結果的にですが、低い金利で借りて
銀行に大きな過失が合ったとはいえ
うまくノンリコースローンのように
終えられたということです。
銀行も、どんなに頑張っても
資産的に厳しい方が多いので
最終的には自己破産されて
回収が難しいと判断したのだと
思います。
正直、少しでも勉強して
シミュレーションを行っておけば
投資しない物件だと思います。
投資の意思決定をした
投資家の責任はどう果たされる
のだろうと疑問に思ってしまいます。
別の視点で、今回の一件を見ると
リコースローン一本鎗の融資に
無理があるのかなとも考えて
しまいます。