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新築物件を建てる時に知っておきたい知識

2020-02-11              

    

時代とともに変化するのは賃貸業も同じだなと思う記事がありましたのでご紹介します。

 

 

賃貸で重要視するポイント

 

2020/2/2  日本経済新聞 電子版

 

■5割超が「駅近」重視

 

「駅が近い」が55.5%と半数を超え、17年より13.6ポイント増えた。建物で重視するポイントは「間取りの広さ」が63.7%で最多だったが、3年前と比べて5.1ポイント減少した。「駐車場の有無」は27.2%で20ポイント近く落ち込み、クルマ離れをうかがわせた。

 

 

駅近の定義

 

昔は駅から徒歩10分が1つの目安でしたが、今は5分が目安になっています。それだけ駅近が重要視されるようになっています。投資家の視点から考えると、駅10分と5分ではライバルとの差の観点でも大きく差が出ます。以下にイメージ図を記載しました。

 

 

駅徒歩分数の投資物件への影響

 

 

上図のように直線では2倍でも、面積では約4倍になる為、ライバルになる物件は徒歩5分に比較すると徒歩10分は約4倍になります。投資家の視点でも駅近は魅力になります。ただ、当然、物件価格も上昇しますので利回り差が大きいならば駅から遠い物件を選択する場合も出てくると思います。この辺りは個別にシミュレーションを行う必要があります。

 

 

これからの投資物件のニーズ

 

話しは少し変わるのですが、同じ記事の中で、東京都心の「極狭(ごくせま)アパート」が若者に人気と書かれていました。記事の中では5平方メートルと本当に極小のアパートが紹介されています。もし、このニーズがあるならば、本当の都心に場所は限られるでしょうが、不動産投資的には極小の部屋を沢山作った方が収益性は高くなります。東京5区等に新築を考える場合、これまでの20平米程度の1Kと極小部屋の物件とシミュレーション比較をするのは面白いかもしれません。

 

新聞ですので面白い極端なニーズを記事にしているにしろ、間取り、築年数よりも、都心、駅近を重要視する需要がどんどん高まっていくのが推測できる記事でした。

 

 

 


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