家は、買うより、借りた方が得か
2015-06-13
      
      
いつの時代でも
『持家と賃貸どちらが得か』
 
 という論争が存在します。
 
 大家業を営む投資家からすると
 
 「賃貸の方が得ですよ」
 
 と囁きたくなります。
 どちらが得かを考える際の視点は
 色々あります。
 
 ・ 住替えの自由度
 
 ・ 月々の支払額
 
 ・ 間取り等の物件良し悪し
 
 ・ 一国一城の主になったという満足感
 
 ・ ローンを抱えない自由さ
 
 などなど
 
 比較する要素が多岐に渡ることが
 論争を巻き起こす理由だと思います。
 
 今日は、金銭の損得だけに的を絞って
 
 『持家と賃貸どちらが得か』
 
 を考えてみたいと思います。
 家のグレード、立地、築年数など
 すべて同じ条件の
 
 持家と賃貸物件があるとします。
このような場合
 
 ・ 修繕費
 
 ・ 利息支払額
 
 ・ 元金支払合計額(資産額)
 
 ・ 経年劣化による資産価値下落額
 
 ・ 税金
 
 を自分で支払った方が得か
 家賃を払う代わりに大家さんに支払ってもらった方が得か
 を考えることで、損得を比較できます。
 
 計算式で表すと
 
 (元金支払額-家賃支払合計額)-(元金支払額合計-
 
 = 0以下の場合は持ち家が得
 
 = 0以上の場合は賃貸が得
 
 となります。
 
 『持家と賃貸どちらが得か』
 
 を考える場合には
 
 お金の損得を考えるだけでも
 これだけの項目を考える必要があります。
 
 『持家と賃貸どちらが得か』
 
 の論争に決着をつけるのは
 なかなか大変そうです。
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