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スルガ銀行の今後に関する記事

2019-07-11

 昨日の日経新聞にこんな記事が

 掲載されていました。

 

  

 ・・以下日経新聞引用・・

 

 スルガ銀行、シェアハウス所有者

 の負担軽減策も 

 

 スルガ銀行が会社員らに

 購入資金を融資した

 シェアハウスは、立地条件の悪い

 物件が多く空室率も高い。

    

 周辺相場を大幅に上回る価格で

 土地を買い、家賃を保証した

 運営会社の破綻でローンを

 返済できなくなった

 所有者も多く出た。

 

 所有者は土地と建物を

 譲渡し、借金を棒引きする

 「代物弁済」や元本の削減を

 スルガ銀行に求めている。

  

 ・・引用終わり・・

 

 

 単純に言えば、価値のない

 不動産とそれよりも価値の

 高い債券と相殺しろ

 と言っているということです。

 

 

 所有者の気持ちは分らなく

 ないですが、

 

 投資を決定した責任を

 考えると単純には

 受け入れられないかな

 と思います。

  

 また、シェアハウス以外にも

 不可解な融資が複数存在

 しており、その融資分の

 物件をどうするのかなど

 簡単には判断できません。

 

  

 今回の事件を考えると

 日本の連帯保証制度にも

 問題があると思います。

  

 海外ではノンリコースローン

 が一般的で、

 

 万が一借入を返済できない

 場合は、物件を取られて

 終わりというのが主流です。

  

 つまり、物件に金を

 貸している感覚です。

  

 それに対して日本の

 場合は、物件ではなく

 個人に金を貸している

 わけです。

 

  

 当然、銀行もノンリコースローン

 だったら、こんな物件には

 融資しなかったでしょうし

 

 個人保証、言い換えれば

 サラリーマンなら

 生涯年収に貸出を行ったわけです。

 

  

 日本で不動産投資をする場合は

 冷静に、個人の生涯年収に

 貸してくれたのかな?

 物件に貸してくれたのかな?

 

 という視点は持っておく

 必要があります。

 

 

 それにしても、連帯保証で借りた

 借入を、ノンリコースローンの

 ようにしてくれ、

 

 という発想はすごいなと

 思いました。

 

 


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