2019年路線価から分かること
昨日(7月1日)路線価が
公表されました。
■路線価とは・・
1月1日時点の土地価格を
毎年7月1日に発表するもの。
相続税等の基準になり、
銀行が積算価格評価にも使用。
調査箇所は約32万カ所で
公示地価(約2.6万)より
多く、土地の相場を
把握するのに利用される。
今年の路線価は以下のような
傾向だったようです。
・・日経新聞引用・・
全国約32万地点の標準宅地は
18年比で1.3%のプラスとなり
4年連続で上昇した。
上昇率はこの4年で最も
高かった。地方にも波及し
つつある訪日客の増加や
再開発などが地価上昇を
けん引している。
・・引用終わり・・
4年連続で上昇という
結果だったようです。
今回の記事で注目の一文は
「地方にも波及」
というところです。
この一文が入り始めた頃には、
そろそろ上昇も最終局面と
予測していいと思います。
以前も書いたのですが
土地価格(物件価格)は
都心
↓
都心30K圏
↓
大阪・名古屋等
↓
地方都市
の順番で進みます。
この順番で考えると
そろそろ土地上昇の
最終局面と言えます。
日経新聞には
まだまだ上昇すると
書いてありましたが
おそらく、来年は
上昇幅が減ると思います。
とは言え、
バブルと言えるほど
上昇していませんので
観光客増加、人口増加
している特定の地域は
今年程度の上昇はあり
得ると思います。
人が集まる特定の地域は
他の地域が上昇しなくなっても
上昇を続ける可能性があります。
今後、不動産投資を検討する場合、
その場所は今後どのような地域に
なりそうなのか等を
しっかり考えて投資を
検討してください。
数字を計算するだけが
不動産投資シミュレーション
ではありません。