金利上昇の影響は想像以上に大きい
2017-06-09
おはようございます。
アセットランク.Com
大塚 博之です。
不動産投資のリスクは大きく3つあります。
▼ 家賃下落リスク
▼ 空室率増加リスク
▼ 金利上昇リスク
その中でも、もっともリスクが高く
コントロールの難しいのが
▼ 金利上昇リスク
です。
トランプ相場で、金利が上昇し始めた
アメリカに引っ張られて
日本でも金利上昇の兆しがある
このタイミングで
具体的な例を挙げて、金利上昇が不動産投資の収益に
どの程度影響を与えるかについて書きます。
3つのパターンの金利変動で比較します。
【金利2.5%で変動なし】
詳細はこちら
【金利3.5%へ5年後に上昇】
詳細はこちら
【金利4.5%へ5年後に上昇】
▼ 10年後の税引後キャッシュフロー累計
・ 金利2.5%で変動なし ⇒ 29,128,767円
・ 金利3.5%へ5年後に上昇 ⇒ 27,800,556円
・ 金利4.5%へ5年後に上昇 ⇒ 26,326,177円
▼ 20年後の税引後キャッシュフロー累計
・ 金利2.5%で変動なし ⇒ 55,630,197円
・ 金利3.5%へ5年後に上昇 ⇒ 51,154,801円
・ 金利4.5%へ5年後に上昇 ⇒ 46,215,135円
収益に大きなインパクトのあることが分かります。
2%金利が上昇することで20年後には
1,000万円以上 収益に差が出ます。
現在の低金利を考えれば2%の上昇は
十分にありえる範囲だと考えておくべきです。
金利上昇は、自分ではコントロールできない上に
収益に大きな影響を与えます。
それだけに、金利変動に関連すニュースは
十分にチェックし、先を見据えた行動が必要です。
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