フルローンで借入しやすい銀行
2013-10-06
最初に質問です。
銀行が融資を実行する際の基準で
A銀行『家賃下落を考えない代わりに融資実行金利+4%の
金利でシミュレーションをする』
B銀行『金利は変動しない代わりに、家賃が毎年3.5%
下落するシミュレーションをする』
どちらの方がフルローンで借入をできる
可能性が高いですか?
具体的に数値で検証してみます。
▼自己資金20%時の15年後のキャッシュフロー累計
・A銀行 57,685,980円
・B銀行 54,647,052円
▼自己資金0の時の15年後のキャッシュフロー累計
・A銀行 34,491,180円
・B銀行 39,388,272円
◆ 自己資金20%の時は
『家賃下落なし金利上乗せのA銀行』 > 『家賃下落あり金利上乗せなしのB銀行』
◆ 自己資金0の時は
『家賃下落なし金利上乗せのA銀行』 < 『家賃下落あり金利上乗せなしのB銀行』
になっています。
・ 自己資金額が多い場合 ⇒ A銀行の方が融資が受けやすい
・ 自己資金額が少ない場合 ⇒ B銀行の方が融資を受けやすい
といえます。
同じ物件でも銀行の融資基準によって
融資が受けられる、受けられないの結果が違ってきます。
ただし、融資基準については外部にはもれません。
融資を受ける際に
『あきらめずに、何行か訪問してみる』
という方がいます。
その理由の一つは銀行によっての
融資基準の違いにあります。
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