不動産投資をバランスシートで考えることでわかること
2013-11-23
『不動産投資を安定させる為には
キャッシュフローをプラスにして
現金を貯めておく必要があるな。』
こんなことを強く思ったのは
不動産投資家のバランスシートに
ついて考えたからです。
不動産投資を始めたばかりの人の
典型的なバランスシートを書くと
▼総資産1億円
流動資産(現金など) 1000万円
固定資産(物件) 9000万円
__________________
流動負債(借入) 9000万円
純資産 1000万円
こんな風になります。
固定資産の大きなバランスシートは
その固定資産が順調に稼働しているうちは
問題ありません。
しかし、何か大きな変化によって
一時的に予測できない事態の起こった時に
対処できなくなってしまいます。
固定資産は、他の運用方法に
転用しにくいうえに、
売却もしにくいからです。
この視点から考えると成功した
不動産投資家が
『キャッシュフローのプラス部分は
しっかり貯めておきなさい』
という助言が理にかなっている
ことがわかります。
言い換えれば
『固定資産の部分が大きすぎるので
流動資産を増やしてバランスのいい
資産構成にしなさい』
と言っていることになります。
変化に強い不動産投資を目指すには
流動資産の割合を増やす努力が必要です。
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