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物件価格が積算価格より低ければ、本当に割安か?

2014-05-24              

    

『積算価格より、だいぶ安い価格で物件を買えそうだよ』

 

積算価格とは・・ 
『土地面積 X 平米単価(主に路線価) 
        +
建物面積 X 平米建築単価 ÷ 法定耐用年数 * 残存年数』 

 

  

一言で書けば、物件の“現在”の資産価値を表していると言えます。

 

では、『積算価格 > 物件価格』であれば本当に割安なのか?
実は、単純にそうとも言えません。

 

 

 

理由は
・ 将来 積算価格が大幅に下落する可能性
・ 空室等の増加で収益をあげられない可能性

 

があるかです。

 

いくら、積算価格が割安でも、将来、大きく下落する。
キャッシュをもたらしてくれない。

 

のでは価値がありません。

 

積算価格は、物件の価値を見極める目安になります。

 

しかし、積算価格だけで、割安・割高を判断するのは
危険です。

 

確かに、『積算価格 > 物件価格』の場合
銀行からの融資は受けやすくなります。

 

しかし、重要なのは

 

『将来、積算価格の下落率が低く、しっかり
キャッシュがでる物件を選択する』
ということです。

 

あくまでも、積算価格は現在の価値を表したもので
将来の価値については考慮されにくい指標です。

 

『現在、物件価格が積算価格より割安だから』

 

だけではなく

 

『将来、キャッシュをしっかり受け取れるから』
という視点も加味して投資する必要があります。

 

 

 

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