あなたの不動産投資の利回りは、リスクに見合っていますか?
2014-06-08
『しっかりキャッシュフローもプラスだし問題ないよ』
ところが、私から見ると非効率な投資をしているな
という印象でした。
こんな数値と比較したからです。
・ 日本国債10年物利回り(平成24年6月22日)
0.828%
この方、収入も多く、全額自己資金で
不動産投資をしています。
この物件の実質利回り(資産価値下落も考慮)は
国債利回り+1%にも満たない利回りでした。
不動産投資は、基本的に国債で運用するよりも
リスクも高く、手間もかかります。
リスクや手間を考えると、この利回りでは
割に合わないなというふうに感じました。
不動産投資を考える時には、
この自己資金を他の投資に使った場合は
どうなるんだろう?
という視点を、投資前に持っておくべきです。
この視点がないと、リスクや手間に見合わない
非効率な投資をしてしまう可能性があります。
売却しにくい(流動性が低い)不動産投資の場合
何十年にも渡って、お金が固定してしまいます。
債券・株などのお金の固定しにくい(流動性の高い)
投資以上に、国債利回りなどと比較して、リスクや手間に
見合うだけの利回りがあるかを真剣に比較する必要があります。
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