個人の担保価値に依存した不動産投資
2015-08-02
不動産投資で成功するには
銀行からお金を
「借りられるか」
は非常に重要な項目です。
お金を借りられる、借りられないに
大きな影響を与えるのが
『担保』です。
担保には、
・物件自身の価値に依存するもの
・その個人の価値に依存するもの
の大きく分けて2つがあります。
今日は、個人の担保価値について考えます。
こんな投資をしたという話を聞いた場合
おそらく、その人は個人の担保価値が
かなり高い人だと思います。
『新築のワンルームマンションを
銀行からお金を借りて3部屋も
投資用に買ったらしいよ』
ワンルームマンションの場合
銀行は、ほとんど物件自体に
担保価値を認めません。
担保価値を認めても、物件価格の
何分の1程度だと思います。
価値の低い物件に銀行が
お金を貸すのは
余分に貸せるだけの
担保を見つけたからです。
それが、個人の担保価値です。
個人の担保価値は、
ほとんどが将来稼ぐ収入が
ベースになります。
確かに、借りられる能力が
あるのは素晴らしいことです。
しかし、見方を変えれると
『この物件に投資するために、
自分の担保価値を削った』
とも言えます。
つまり、将来、銀行からお金を借りたいときに
借りられる額が小さくなったということです。
個人の担保価値を取り戻すには
・ 将来稼げる収入を増やす
・ 返済を進めて借入額を減らす
の2つしかありません。
銀行から借りる際には
この借入が、どの程度、個人の
将来の借入能力削るものか?
は考慮しておく必要があります。
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