銀行から、担保価値以上に借入する方法
2015-07-26
今日は、銀行が担保価値以上の
貸出しをしてくれるのは、なぜか?
について書きます。
多くの場合、銀行は担保価値(積算価格)
以上の貸出しを行いません。
銀行の担保を見る目は
とてもシビアです。
その理由は、銀行の利益が
わずか数%だからです。
1億円貸しても、2%の利息なら
年間200万円の利益しか生みません。
もし、1,000万円貸したお金が返済されないと
その、1,000万円を利益でまかなう為には
5億円も貸す必要があります。
それだけに、銀行はとりぱっぐれの無いように
慎重に担保の価値を見極めます。
そんな中で、物件自体の担保価値よりも
多く借入をできる場合はどんな時なのか
それは、その物件の担保価値以外に
担保になるものを見つけた時です。
その担保は多くの場合
『借入する人自身』です。
言い換えるならば
『借入する人が将来稼ぐ可能性の高い収入』
です。
よく、公務員の人や大企業の人は
借入をしやすいと言います
その理由は、将来、一定の収入を
稼げる可能性が高いからです。
属性がいい人という言い方を
する場合があります。
『属性のいい人』=『担保価値の高い人』
という意味です。
担保価値以上に借入ができたからといって
単純に喜んでいいとは限りません。
なぜなら、その人個人の担保価値を削ることで
借入できたかもしれないからです。
個人の担保を削った場合
将来、借入したい時に借りられない
ということが発生するかもしれません。
不動産投資の中でも
個人の担保価値を確実に
削ってしまう投資があります。
できれば避けたい、その不動産投資を
次回、ご紹介します。
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