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バランスシートで不動産投資の進捗を確認する

2023-01-10

不動産投資の目的は投資家さんによって様々あります。
 
もし、不動産投資の目的が「資産を増やす」ことの場合、1年に1回は確認していただきたいものがあります。

 

 

定期的に確認したいもの

 

定期的に確認していただきたいのは、バランスシート(B/S)です。
 
※バランスシート参考ページ(外部ページ)ご紹介します。
貸借対照表(バランスシート)とは?読み方・見方を解説
本当の家計の健全度がわかる家計のバランスシート
 
 
B/Sを定期的に確認すべき理由は
 
「資産がどのくらい増加したかを確認するのに便利」
 
だからです。
 
B/Sと聞くと、難しく考えてしまいがちです。
 
しかし、企業が作成するような厳密なB/Sを作成して、確認するという意味合いではありません。
 
目的は純資産は増加しているか、減少しているかを確認することです。
 

 

B/Sの種類

 

確認したいB/Sは2種類です。
 
1.個人資産全体のB/S
 
不動産に限らず、預金、株等全ての資産と借入のB/S
 
2.不動産投資のB/S
 
不動産投資のみのB/S
 
イメージがつきづらいと思いますのでサンプルをご確認ください。
 

 

1.個人資産全体のB/S
不動産投資開始5年後の個人資産全体のバランスシート
 
ポイントは、不動産部分は購入時の価格ではなく売却可能な価格*を入れる点です。
 
※売却可能な価格を検討する方法は「3つの指標で所有物件をいくらで売却できるか確認する」をご確認ください。
 
売却可能な価格でB/Sを作成して純資産が、増加してれば資産運用は成果をあげています。逆に、減少していれば運用方法を見直す必要があります。
 
また、純資産が増えている場合は、目標値に届いているかの確認も必要です。

 

 

不動産投資のB/S

 

そして、もう1つ確認したいのは、不動産投資だけのB/Sです。
 
理由は、個人資産全体のB/Sだと、株の成績等が加味されて不動産投資の成績を確認しにくいからです。
 
不動産投資だけのB/Sサンプルは以下です。
 
不動産投資開始5年後の不動産単体のバランスシート
 
基本は個人資産全体のB/Sと変わりません。
 
大きく違うのはB/Sの向かって左上部分が税引き後キャッシュフロー(CF)累計になっている点です。
 
不動産投資の本当の手取りである税引き後キャッシュフロー累計と売却可能な物件価格でB/Sを作成することで
 
▼インカムゲイン(家賃収入)の資産増加(減少)
 
▼キャピタルゲイン(売却収入)の資産増加(減少)
 
を加味した資産状況を確認できます。

 

 

定期的に確認

 

不動産投資をしていると、つい、目先のキャッシュフロー等ばかりに注目してしまいます。
 
しかし、不動産投資を進める目的が「資産を増やす」ことの場合、重要なのは 純資産を増やすことです。
 
資産状況を把握するのに、バランスシートを利用すると便利です。
 
純資産が増加して不動産投資の目的を達成しているか確認する際の参考にしていただければと思います。
 

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