不動産価格(2019年~)の傾向が掴める記事
2019年は不動産価格が
下落する年になる可能性が
やはり高いようです。
・・日経新聞引用・・
2018年度の取引額は3年ぶりに
減少に転じる見通しだ。
昨年度まで積極的な買い手
だった海外勢の売買が減った
影響が大きい。
・・引用終わり・・
不動産を購入する主体を
少し区分けすると
以下のような感じになる
でしょうか。
■国内機関(法人)投資家
■海外機関(法人)投資家
■国内個人投資家
■海外個人投資家
■国内個人居住目的
不動産市況に与える影響は、
投資額が個人とは比べものに
なりませんので
機関投資家がどう動くかの
影響が大きいです。
機関投資家の中の海外勢の勢いが
弱まったということのようです。
記事によると理由は、
割高になって利回りが
低くなったからと書いてあります。
普段、我々が見ている
個人投資家向けの物件と
明らかに違う物件層でも
割高感が強いようです。
ご存知のように我々が
普段見ている物件層も割高です。
そう考えると色々な物件層で
かなり割高になっている
ようです。
さて、2019年以降の動きを
このニュースから予測してみると
個人投資家層については、
銀行の融資が厳しくなり、
物件価格は下落しそうです。
また、海外勢の投資意欲が停滞
しているということですので
海外投資家層が狙っている物件層も
落ち着いていくのだと思います。
大きな投資層で残るは
■国内機関(法人)投資家
■国内個人居住目的
ですが、新聞記事では
国内機関(法人)投資家は、
まだ、それほど投資意欲が
落ちていないと書かれています。
ただ、割高で物件は見つからなく
なっているとも書いてあるので
徐々に、取引が減っていくものと
考えられます。
国内個人居住目的については
この記事にはありませんでしたが
これも、割高で普通の所得で
購入できる物件が減っており
停滞気味です。
これらの各層ともに減少や
停滞感が強いことから
2019年は物件価格の下落傾向が
定着する年になるのではないかと
考えています。
不動産にお金を使う層を
分類して考えてみると
このような分析になります。
ご参考になれば幸いです。