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不動産投資で必要な時間軸の考え方

2016-05-22              

    

おはようございます。

 
アセットランク.Com
大塚 博之です。

 
投資物件を購入する際に
重要な基準になるのが

 
「利回り」です。

 
・ 表面利回り
・ 実質利回り
・ FCR

 
など色々な利回りを使って
投資するか、しないかの判断をします。

 
ただ、この3つの利回りとも
大きな弱点があります。

 
その弱点とは

 
「時間による変化を考慮できない」
ことです。

 

不動産投資(大家業)は1日、2日で
終わるものではなく

 
10年、20年という単位で続きます。

 
10年、20年の間に
家賃、維持費、空室率、金利など

 
不動産投資に関わる
あらゆる項目が変化します。

 
どんなに、現時点の利回りを評価しても

 
「時間について考慮されていない」
シミュレーションでは片手落ちです。

 

時間による変化を考慮した利回りが

 
『IRR』です。

 
IRRとは・・・

 
内部収益率とも言います。
一定期間のキャッシュフローを
もとに計算された利回りです。

 

例を使って説明します。

 

・ 1,000万円を投資
(1,000万円は元本割れしないと仮定)

 
・ 1年に100万円の収入

 
この場合、利回りは10%となります。

 
10年間 100万円の収入に変化がなければ
IRRも10%になります。

 
しかし、現実には2年目は90万円、3年目80万円
と毎年収入は一定ではありません。

 
このような変化を考慮した、時間軸の
利回りを確認する為に利用するのがIRRです。

 
IRRのエクセルでの計算方法は
以下の画像をご覧ください。

 
http://assetranksimulator.com/irr

 

画像の例では
1年目は10%だった利回りが

 
10年の時間軸でとらえると
9.24%となっています。

 
このように、利回りを考える際には
時間軸で捉える事が必要です。

 
時間軸で利回りを考える際に
便利なのがIRRです。

 
ぜひ、大塚さんの投資物件の
IRRがどのような数値になっているか
計算してみてください。

 

 


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