不動産投資と金利ついて考える
不動産投資用のローンでは
ありませんが、
こんな記事が日経新聞に
掲載されていました。
・・日経新聞引用・・
全期間固定型の「フラット35」
の金利は9月、3カ月連続で
過去最低を更新した
(グラフ)。一部商品では、
所定条件を満たせば当初10年は
0.6~0.7%台まで下がっている。
・・引用終わり・・
この記事は住宅ローンの話ですが
金利が下がっているようです。
このような状況になると
10年、20年と金利が低いまま
と考えてしまいがちです。
しかし、金利は必ず変動します。
不動産投資の成否を分ける
ファクターとして金利の影響は
大きいです。
例として
5,000万円の借入を
行った場合の0.5%の
金利の違いの影響を
表にしました。
元利均等 30年ローン 支払総額比較 | |
1% | 57,894,947 |
1.5% | 62,121,428 |
2% | 66,531,359 |
【アセットランクシミュレーターローン計算を利用】
0.5%で約450万円程度
支払総額が違うのが分かります。
不動産投資でいえば
この金額が収益にそのまま
影響を与えます。
また、住宅ローンでは
固定金利が一般的ですが
不動産投資では変動金利が
殆どだと思います。
この場合、金利が上昇した場合
経過措置がある住宅ローンとは
異なり、急に支払額が
増えることになります。
参考に4年目~0.5%金利が
上昇した場合の支払総額の
違いを以下に書きます。
元利均等 30年ローン 金利変動 支払い総額 | |
1% ⇒ 1.5% | 61,330,661 |
1.5% ⇒ 2..0% | 65,716,918 |
2% ⇒ 2.5% | 70,285,438 |
【アセットランクシミュレーター金利変動機能を利用】
350万円程支払総額が
増加するのが分かります。
空室対策などと異なり
金利が変動した場合
金利が上昇しそうだから
直ぐに対策とはいかないものです
借入(レバレッジ)をして
不動産投資をした場合は
常に金利の動向には気を配って
シミュレーション及び
対策を検討しておく必要があります。