不動産投資の融資に関する記事
2019-02-16
だいぶ行き過ぎたのが
これで落ち着きそうです。
収益物件に対する融資が
減ってきたというのが
数値として報道され始めました。
・・日経新聞引用・・
アパートやマンションといった
投資用不動産の取得資金を
対象にした個人向け融資の退潮
が鮮明だ。
日銀によれば、2018年の
新規融資額は前年比で16%減の
2兆8348億円。09年に調査を
始めてから最大の減少率となった。
・・引用終わり・・
こんな流れになり始めたのが
昨年の中頃からだと思います。
銀行によっても異なりますが
どんなに属性(収入)があっても
30%近く自己資金入れないと
融資しないという銀行もあります。
確かに、2015年以降は
こんな物件、こんな利回りで
売れるの?
という物件が散見されましたので
ようやく、冷静な状態になると
思います。
逆に、数年前に
そんな物件を仕込んで
しまった投資家さんは、
売るに売れなくなっていく
と思います。
そうなると、これは厳しい物件だ
と気づいても、売却できず
塩づけ→ 空室増→ 収益悪化
という悪循環に陥る
可能性があります。
逆に本当に属性の良い
投資家、大家さんへは
徐々にチャンスが回ってくる
かもしれません。
金利が上昇して物件の価格に
抑制がかかるのではなく
金融庁の指導等による
銀行の貸出抑制が要因ですので
銀行がどうしても貸したいという
投資家さん、大家さんには
物件価格が下がって
魅力的な状況に
なるかもしれません。
いずれにしろ、今年は
2013年頃から続いてきた
市況感に変化が出る年に
なりそうです。
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