レオパレス問題の本質
サーブリース
いわゆる家賃保証の
リスクが浮き彫りに
なってきています。
以下のニュース等
レオパレス社の
経営にインパクトの
あるニュースが続いてます。
・・・以下日経新聞引用・・・
不動産・住宅情報サイト
「ホームズ」を運営する
LIFULLは2月上旬、
レオパレスの入居募集物件
約2万件を削除した。
・・引用終わり・・・
レオパレス社がどうなるか
分かりませんが
家賃保証が成り立つのは
当然、経営母体が
安定した経営を
しているからです。
少し、極端な言い方をすれば、
収益物件に投資したというより
「家賃保証する会社の信用に
投資した」
と言えるかもしれません。
その会社の信用が
ガタっと落ちたわけですから
投資した人のリスクが
高まったのは事実です。
こうなってくると
家賃保証、そのものが
悪いみたいな論調も
ありますが
そうではありません。
リスクをヘッジ
する為にメリット
のある仕組みです。
違法建築は話しに
なりませんが
「投資」の視点での
この問題の本質は
収益物件、そのものの
価値(収益)に投資した
のではなく
「家賃保証する会社の信用に
投資してしまった」
ことだと思います。
もし、収益物件
そのものの価値に
投資したのであれば
家賃保証する会社が
どうなろうとも
大騒ぎする必要が
ないからです。
収益物件に投資した以上
の価値があれば
自分で近所の
不動産屋さんにいって
客付けしてもらう
こともできるでしょうし
売却して、不動産投資の
出口を迎えることも
できます。
こんな問題が出る何年も前から
メールセミナー等で
「家賃保証を使うのは
いいですが、
無くても投資になる
物件に投資してください」
とお伝えしていました。
もし、こうした視点が
少しでもあれば
市場調査もするでしょうし
投資戦略を練って
しっかりした
シミュレーション、
分析もすると思います。
繰り返しになりますが
家賃保証はオプションです。
収益物件として価値が
あることが大前提ですので
家賃保証を受ける会社に
投資するのではなく
収益物件、そのものに
投資すると思って
しっかりとした
準備が必要です。
それにしても
かぼちゃから
始まった
サブリースの問題が
色々な会社で
ここまで続けて
火を吹くとは
考えてもいませんでした。