不動産投資は本当に美味しい投資か?
『不動産投資って本当に美味しい投資ですか?』
この質問をある視点から考えてみます。
ある視点とは
『国債利回り』です。
国債10年物の利回りは
変動はありますが“約1%”程度です。
国債は、表向き“絶対安全?”
な資産ということになっています。
“絶対安全?”なことになっている
国債と不動産投資の利回りを比較することで
『不動産投資って本当に美味しい投資ですか?』
について答えます。
不動産投資の表面利回りは
全国平均約9.7%です。
この利回りを国債と比較すると
利回り差は約8.7%です。
同額を運用した場合
約8.7%不動産投資の方が
多く資産が増えることになります。
10,000,000円を10年間
それぞれ複利で運用した場合
10年後には約1400万円も
不動産投資の方が資産増加します。
これだけ見ると
『お、やっぱ不動産投資は美味しいや』
ということになります。
しかし、もうお気づきのように
不動産投資はここから
色々考えることがでてきます。
・ 維持管理費
・ 空室
・ 家賃下落
・ 修繕費
・ 固定資産税
・ 運用の手間
などなど煩わしいことを
色々考える必要があります。
実は、このリスクを織り込んでいるからこそ、
全国平均9.7%と国債比較で
約8.7%高い利回りになっているわけです。
このリスクを加味しても
不動産投資を選択した方が
美味しいかを考える必要があります。
『不動産投資って本当に美味しい投資ですか?』
の答えを考えると
・ 維持管理費
・ 空室
・ 家賃下落
・ 修繕費
・ 固定資産税
・ 運用の手間
のリスクをしっかり管理できれば
美味しい投資という答えになります。
次回、不動産投資のリスクを
考えた上で国債とのリターン比較をします。