不動産投資家がインフレになった場合にとるべき方法
2013-09-08
本日はインフレになった場合
の対応策についてお伝えしていきます。
前回、日本でインフレがおこった場合
時間軸(上昇の順番)
金銭軸(上昇の量)ともに
『金利上昇 > 家賃上昇、資産価値上昇』
になる可能性が高いことを書きました。
その場合
利払い額の増加を家賃収入で賄えなくなります。
今日は、その対策を考えていきます。
考えられる対策は
1 固定金利での借り入れ
2 繰り上げ返済
です。
1はもっとも分かりやすい方法ですが
投資途中での変更は現実的ではありません。
より現実的な方法の2について考えて生きます。
金利 期間 借入金
2.20% 25年 59,000,000円
の条件で総支払額を計算します。
▼ 金利上昇なし 76,757,426円
▼ 5年後に5%金利上昇 89,871,734円
その金利が5年続く
その後2.2%へ
1300万円程金利上昇で支払いが多くなります。
金利が上昇する5年後に
下記繰上返済した場合
▼ 1000万繰上返済 80,856,409円
▼ 1500万繰上返済 77,168,346円
▼ 2000万繰上返済 73,947,918円
2000万円繰上返済した場合は
5%という極度の金利上昇があっても
総支払額が少なくなります。
金利上昇に対して“繰上返済”が
効果的なことがよくわかります。
金利上昇リスクは繰上返済可能な資金を
プールすることでコントロール可能なことがわかります。
不動産投資シミュレーションができる 不動産投資支援ソフト
アセットランクシミュレーターのIDを無料で取得
←「インフレになった場合、不動産投資はどうなる ~2~」前の記事へ 次の記事へ「表面利回りの間違った使い方」→