大家さんの現状とコロナ終息後に向けて
おはようございます。
アセットランク
大塚 博之です。
私自身には今のところ
大きな影響は無いのですが
大家業へのコロナの
影響は出ていないでしょうか?
私の周りの大家さんには
コロナの影響が出てきて
いるようです。
2つほど影響のあった話を
聞きましたので参考になればと
思いご紹介します。
影響1
家賃滞納が数件あったそうです。
管理会社に問い合わせたところ
コロナの影響との話だったそうです。
3月の話しですので
緊急事態宣言の出た
4月はさらに影響がありそうです。
今は、賃借人の方に滞納保証を
利用してもらっている事も多いので
何とかなる場合も多いとは思います。
ただ、直ぐに、保証が実行される
という事では無いのでCFの観点で
心配な大家さんもいるかもしれません。
万が一の場合は借入返済が滞る
投資家としてはもっとも恐ろしい
事態が発生しかねません。
やはり、想定出来ない
このような事態にも
対応できるように
BE%に余裕を持った投資を
行っておくのは重要です。
■BE%・・
(維持管理費合計 + 支払額)
/ 潜在的総収入(年) * 100
損益分岐点のパーセンテージを
求めることにより投資の安全性が
確認できます。
数値が低いほど安全性が高いです。
BE%に余裕があれば
このような時にも
CFが赤字に陥らずに
堪えられます。
つい、リターンの指標ばかりに
注目しがちですが
このような有事を考えると
リスク管理指標、
特にBE%を管理しておく事が
重要なのが分かります。
影響2
融資が本当に出なくなって
いるようです。
何度も融資を受けている
銀行さんらしいのですが
内々でOKもらっていた
4,000万円程度の融資が
NGとの連絡が入ったそうです。
まぁ、これは当然かなと
思います。
不動産投資も事業ですが
明日、資金繰りが途絶えるという
事業者さんが多数いる中では
そちらを優先するのは当然だと
思います。
売却を検討していた
投資家さんにも
当然、影響が出ると思います。
RCを中心に物件価格が
下落していましたが
物件種類に関わらず
下落が続くと思います。
投資拡大という視点では
我慢の時期のようです。
また、物件価格が下がると
担保価値も下がりますので、
投資継続を考える場合には
その辺りの管理も
必要になりそうです。
コロナ後に向けて
今日、ご紹介した内容はプラスの
内容ではありません。
しかし、必ず、コロナの影響が
明ける時が来ます。
その時、どのような状況になるのかに
頭を巡らせつつ
今は、
■感染しない
■感染させない
行動を行い。
お互いに健康第一で過ごせればと
思います。