日経新聞の不動産市況の記事
投資家の間では1年~半年前から
言われていた市況感が
日経新聞の記事になってきました。
・・・以下日経新聞引用・・・
2019/1/12
不動産市況のピークアウト感が
一段と強まっている。
この数年買い手として存在感を
示していた大手不動産会社が、
膨らませた資産を一部とはいえ
売りに出すとなれば、崩れそうで
崩れずに推移してきた相場の潮目の
変化になるからだ。
大手の一挙手一投足に
視線が集まるほど、マーケットは
売りに敏感だ。
・・・以下引用終わり・・・
日経新聞の記事の一部を
紹介しましたが
この記事内に面白い部分も
多くありますのでリンク先より
読んでいただければと思います。
銀行の融資姿勢や、投資物件の
利回りの低下状況から
私の投資仲間の間では
「そろそろ2012年頃からの
流れが変わりそうだね」
と1年程前から話していました。
この記事は、中堅から
大手デベロッパーの
資金力ある投資家もだいぶ
警戒し始めているんだな
ということが分かる記事でした。
たしかに、だいぶ高くなりましたが
2025年頃の経済情勢(インフレ率)や
世界の利回(キャップレート)と
東京都心の比較して考えると
バブルで高くてしょうがない状況では
ないと思います。
ご紹介した日経新聞の記事内でも
不動産評価額に対する融資額の
比率であるLTV(Loan to Value)
はまだ低く、
市場に過熱感はみられない
LTVが何%かについては
書いていませんが
おそらく85%とかを超えて
すごいリスク抱えているという
状態ではないようです。
今後は、上昇が止まり
緩やかに物件価格が下がっていく
というのが当面の流れかなと思います。
こういう記事を読むと、
色々なバブルを経験したせいで
ドカンと下げていくような印象を
持ちますがそんなことはないと思います。
ただ、潮目は変わりつつあることだけは
頭において不動産投資シミュレーション
をした方がよさそうです。