お金持ちの定義について考える
Aさん、Bさんどちらがお金持ちだと思いますか?
今日は、不動産投資を少し離れて
『お金持ちの定義』について書いてみたいと思います。
Aさん 総資産5000万円 負債4000万円 純資産1000万円
年収1000万円 支出990万円
Bさん 総資産2000万円 負債500万円 純資産1500万円
年収 500万円 支出450万円
総資産がBさんより2倍以上大きく、年収も倍の
Aさんは一般的にお金持ちだと思われています。
しかし、実際のお金持ちはBさんです。
▼ Aさん
大手企業に勤め、都心の3LDK
のマンションに住んでいます。
ブランド品のバックに時計を身に着けて
月に数回は、家族で外食にでかけます。
ご近所からは、やっぱり一流企業に勤めている人は
お金持ちね~ と言われています。
▼ Bさん
中堅企業に勤め、郊外の2LDKのマンションに
住んでいます。
洋服は、もっぱらファストファッションの店で
購入します。
外食は、家族の誕生日にでかける以外は
あまりしません。
ご近所からは、奥さんは節約上手らしいわよ
と言われています。
といった感じだと思います。
一般的に目がいきがちなのは
総資産の大きさと、年収の多さです。
しかし、Aさんは、どちらかというと
破綻予備軍だと言えます。
おそらく、何らかの変化があった時に
耐えられません。
理由は
・ 総資産は大きいが
他人の資産である負債が大きく
自分の資産である純資産が小さい
資産価値の下落などで、総資産が急に小さく
なった時、自分の資産である純資産で
まかなえない為に、変化に弱い
・ 支出が多く、リストラ・給与カットなど
収入が減った際に、赤字になる可能性が高い
変化が予測される時は、総資産と収入よりも、
純資産の大きさと支出が大事です。
理由は
・ 資産下落で総資産が小さくなっても
自分の資産である箱純資産の範囲内で
吸収できる可能性が高い
・ 支出額が少なければ、収入が減った場合も
赤字になる可能性が低い
お金持ちと言っても定義の仕方によって
だいぶ違ってきます。
変化の予測される時代には
Bさんのような総資産と支出の型
の人をお金持ちと定義した方がいいです。
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