債務超過の罠とは
2016-10-02
おはようございます。
アセットランク.Com
大塚 博之です。
貯金もあって、そこそこお金のあるつもりが
実は、財政的に非常にピンチだった。
こんなことが起こる人は
どんな人でしょうか?
下のリンクより確認いただける図は
個人の資産を貸借対照表(バランスシート)
にしたものです。
http://assetranksimulator.com/
『お金持ち』『貧乏』などを判断する時には
表の向かって左側の現預金や不動産の額で
判断してしまいがちです。
しかし、重要なのは
赤枠で囲っている純資産の部分です。
この額が大きければ大きいほど
お金持ちと言えます。
では、貯金もあって、そこそこお金のあるつもりが
実は、財政的に非常にピンチだった。
となってしまうのは、どんなパターンの時でしょうか?
以下のリンクのようなパターンです。
http://assetranksimulator.com/
最初の貸借対照表と何が違うのか?
■ 不動産 3500万円 ⇒ 2000万円
■ 純資産 1000万円 ⇒ △500万円
不動産の価値が下がったことが原因で
純資産がマイナスになっています。
このようなパターンは、どんな時に起こるのか?
『3500万円で購入した自宅が
市場価格(時価)は2000万円しかない』
このようなパターンは自宅を住宅ローンで
購入した場合に、知らないうちに多くの人に
起こっています。
このようなパターンに陥らない為には
■ 不動産の市場価格(時価)に気を配る
■ 目に見える資産を増やすことではなく
純資産を増やすことに主眼を置く
ことが重要です。
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