不動産投資の融資について(日経新聞の気になる記事)
10月6日発行のメールセミナーで
こんなことを書きました。
・・・以下メールセミナーより・・・
最近、ある投資家仲間
と話していると
「銀行の融資が厳しくなってきたね
何となく2006年頃とかに
似ている雰囲気」
違いはありますが、確かに
2002年頃~2005年頃にかけて
大手M銀行などが
オーバーローンでも
積極的に貸していたのに
急に、審査が厳しくなった時期が
2006年頃だったように記憶しています。
今回もスルガ銀行の件もあり
銀行の審査が厳しくなってきました。
まさに、いつか来た道
といった感じかもしれません。
・・・メールセミナーよりはここまで・・・
といった話をしていたら
10月7日付の日経新聞に以下のような
記事が掲載されていました。
・・・日経新聞引用・・・
不動産投資、細る融資
スルガ銀問題の余波
4~6月5600億円 ピーク比半減
スルガ銀問題を受けて、金融庁が不動産
への過剰な融資を抑制する姿勢に転じ、
金融機関が審査の厳格化に
動いているためだ。
日銀によると、個人の貸家業向けの
新規融資は18年4~6月で5603億円と
前年同期比で22%減少。ピークの16年7~9月
(1兆889億円)比ではほぼ半減し、
ブーム初期の12年4~6月(4719億円)
以来の水準に落ち込んでいる。
・・・引用ここまで・・・
不動産投資向け融資が先細る時は
金融庁のご指導による場合が多いです。
2006年、2007年頃もそうでした。
その時、私の投資家仲間は
「諸費用まで含めた金額を
M銀行から引けたよ。」
と言っていたのが
この時期になると
「融資受けようと思ったら、
自己資金20%入れろって言われた」
という風に変化していました。
今回も同じような流れになっている
ようです。
確かに2006年、2007年当時は
物件が割高になっている時期でした。
不動産投資シミュレーションを
していても
「あ、こりゃ無理だな」
という物件が増えていましした。
まさに、2018年の今もそんな時期に
なっています。
出回っている物件を
不動産投資シミュレーションすると
「こりゃ無いよね。」
といった物件が多くあります。
メールセミナーでも書きましたが
まさに、
「いつか来た道」だな
といった感じです。
さて、皆さんご存知のように
2007年の翌年、2008年に
リーマンショックが起きます。
今回、同様なことが起こるかは
分かりませんが
ここ数年より、リスクを管理した
投資計画を立てるべき時期に来ています。