家賃下落リスクについて考える
おはようございます。
アセットランク.Com
大塚 博之です。
収益物件を日々運営する際の
大きなリスクは
1.空室リスク
2.修繕リスク
そして、もう1つが
3.家賃下落リスク
です。
この3つのリスクについては
日頃から、常に気を配っておく
必要があります。
また、投資を検討する際も、
これらを織込んだ分析を
行っておくのが賢明です。
今日は、「家賃下落リスク」
を考慮したシミュレーションを
どう行うかについて書きます。
結論から書くと
「新築から20年間は
年1~1.5%程度下落
20年目以降は下落無で
分析を行うと現実に近い
シミュレーションが可能です」
(中古の物件に投資する場合は、
投資開始時の築年数~20年目迄
1%下落)
つまり、10年で10~15%
20年で20~25%の下落率で
シミュレーションすることに
なります。
以下に家賃下落無・有の
シミュレーション結果を
掲載します。
■物件概要
■家賃下落無
■家賃下落有
下落有の分析は税引後CF累計が
約13%減っています。
約2億の投資で1,600万円程度
CFが減りますので、いかに
家賃下落が投資成績に影響を
与えるかが分かります。
投資を検討する際には
この程度の家賃下落があっても
・CF赤字の年は無いか
・自己資金は目標の年度には
回収できるか
・下落した家賃を考慮した
売却価格で売却しても
投資に見合うか
等のシミュレーションを
ぜひ、メールセミナーを
ヒントに行っていただければと
思います。
~~~以下ご参考~~~
アセットランクシミュレーターでは
以下の手順で「家賃変動」の
シミュレーションが可能です。
下記画像の画面
(時系列情報入力画面)で
「収入(年)」⑧の項目に1%と入力
↓
「下がる」を選択
↓
「実行」ボタンを押す
この操作を行うことで50年目まで
収入が毎年1%づつ下落
上記操作後に⑩の20年目と
同じ数値を21年目に入力
↓
入力後 ⑨「更新」ボタンを押す
この操作を行うことで、
20年目以降が一定の収入額になる
↓
⑭次へを押して分析を開始
以上お試しいただければと思います。