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日経新聞の不動産投資に関する記事

2019-09-28

 不動産投資に関する記事が

 日経新聞2019/9/25付の

 夕刊に掲載されていました。

 

 ・・以下引用・・

 

 老後資金を不動産投資で準備

 高いハードルまず金融資産で

 

 ワンルームマンションなど

 不動産への投資で資産を

 増やそうと考えています。

 

 不動産投資の特徴は

 いくつかあります。

 例えば、元手が少なくても

 始められる点です。

 

 預貯金がない

 年収400万~500万円程度の層

 を対象に勧誘する

 不動産業者もいます。
 

 ~中略~

 

 減価償却費や固定資産税などを

 費用に計上することで

 全体で赤字になると、

 納税額を減らせます。

  

 ・・引用終わり・・

  

 

 記事ではやんわり

 お勧めしないと書いてあります。

  

 このコラムでは

 ハッキリ書きます。

 

 「この手の投資は絶対に

 やめた方がいいです。」

   

 この手のワンルーム投資は

 投資とは呼べません。

   

 そもそも、赤字にして

 喜ぶのは投資ではありません。

 

   

 以前、ワンルーム投資の

 シミュレーションを記載した

 コラムを掲載しました。

   
 20019年のワンルーム投資シミュレーション結果

 

 

 この例は表面利回4%前後の

 都心のワンルームに投資した

 場合の例です。

  

 特徴として

 

 1.キャッシュフロー(CF)

 は毎年赤字

 

 2.課税所得は年々上がっていく

 

 1.の意味するのは毎年

 別の収入からお金を払わなけれ

 ならないということです。

  

 お金が減る。これは投資では

 有りません。

  

 2.の意味するのは

 年々節税効果が無くなり

 税負担が増える

 ということです。

 

 十年後にはCF赤字と

 税金支払の赤字の

 ダブルパンチ状態になります。

  

 どう考えても「投資」とは

 呼べません。

   

  

 この投資で勝つ方法は

 1つだけです。新築で買った

 価格よりも高い価格で

 売却することです。

  

 5年後、10年後に100%

 新築より高い値段で売れると

 断言できる場合以外は

 絶対に始めてはいけません。

  

  

 では、なぜ銀行はこんな

 投資でもお金を貸してくれるのか

   

 大きく理由は2つです。

  

 1.住宅ローンより

 高い金利で貸せる

  

 2.貸す対象者が

 安定した職業についている

  

 1.は銀行にしてみれば利益が

 増えるので当然、メリットが

 あります。

  

 1.よりも重要なのは2.です。

  

 2.の意味するのは、銀行は

 物件に貸しているのではなく

 ローンする人に貸している

 ということです。

   

 つまり、投資する人の

 生涯年収を担保にお金を

 貸しているわけです。

  

 投資と呼べない

 ワンルーム投資をすることで

 生涯年収の担保価値を毀損

 するわけです。

  

 ここで毀損してしまうと

 不動産投資と呼べる

 本来の投資ができなくなります。

  

 絶対に値上がりすると

 確信が持てる物件に

 投資する以外は

  

 あらゆる方向から考えても

 やってはいけない投資と

 言えます。

 


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