あなたの投資物件は10年後にどうなっているか?
2017-01-13
アセットランク.Com
大塚 博之です。
不動産投資家に
「10年後に、いまの物件を所有し続ける予定ですか?」
こんな質問をすると
かなりの数の人が
「はい」 と答えます。
大塚さんも、同じ答えの場合
1つ注意することがあります。
それは
『出口を忘れないこと』 です。
不動産投資をしていると
・ 毎月家賃が入っているかな
・ 空室が埋まらないかな
・ 壊れた給湯器交換しなきゃ
など手近な問題ばかり考えがちです。
しかし、『出口』をしっかり考えた
運営をしないと
10年後、20年後に
『成功していると思っていた投資が
一転して失敗になる』
ということが起こりかねません。
では、不動産投資の『出口』
にはどんなものがあるでしょうか?
大きく分けると
・ 売却する
・ 建替える
になります。
大まかに表現すると
売却の場合は
『投資金額 - 税引後CF累計 - 売却額』
建替えの場合は
『投資金額 - 税引後CF累計 - 土地価格』
がプラスにならない場合には
投資として失敗と言っていいです。
どんなに分かっているつもりでも
忘れがちになるのが『出口』です。
常に、出口のチャンスがないかを
探りながら投資するスタイルが成功への近道です。
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