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インフレと不動産投資の関係

2018-03-18              

    

おはようございます。

 

アセットランク.Com
大塚 博之です。

 

「インフレ」

 

日本人は長らく、この言葉を忘れています。
20代の方は、体験すらしたことがないかもしれません。

 

不動産投資の成功と物価(インフレ、デフレ)の
動きは密接に関連しています。
 

そこで、今日は、インフレと不動産投資について
考えていきます。

 

一般的に、インフレ(物価上昇)は
不動産投資に有利だと考えられがちです。
 

その理由は、物価が上がれば
当然、不動産の「価格」も上昇するからです。
 

つまり、投資中の物件の「価格」も上昇します。
これは、ほぼ間違いない事実です。
 

しかし、額面の金額が増えても
実質的にインフレに負ける可能性があります。
 

以下にイメージを描きます

 

【インフレと物件価格イメージ シミュレーション】
物件価格
 

このグラフは物件価格の上昇率より
インフレ率が高いことを表したグラフです。
 

例えば、
 

インフレによって5年後に
物件価格が5,000万円⇒5,500万円になったとします。
 

この場合、物件は1年あたり約2%
合計で10%上昇したことになります。
 

ただし、この間のインフレ率は約3%で
5年間で物価は15%上昇しました。
 

この状況は、今まで5,000万円で買えていた物が
5,750万円払わないと買えない状況になったということです。
 

つまり、一見価格が上がって資産が増えたように思えますが、
相対的に見ると資産を減らしている状況になります。
 

インフレになって物件「価格」が上昇しても
「資産増」になるとは限りません。

 

インフレでも資産を増加させられる物件は
結局、インフレと同等かそれ以上に
 

物件価格を上げられる物件に限ります。

 

さらに、インフレ時に発生する
金利上昇も不動産投資に大きな影響を与えます。
 

インフレと金利上昇の関係については
機会がみて、メールセミナーで触れて行きたいと思います。

 

 


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