不動産投資と税金
2018-03-24
おはようございます。
アセットランク.Com
大塚 博之です。
正月が明け、この時期が来ると
投資家、大家さんの頭を悩ませるのが
「税金」です。
特に、長年、順調に、不動産投資を続けている
投資家さんほど悩みは深くなります。
その理由の1つが
所得税額が収入が増えれば、増えるほどに
上がる「累進課税制度」です。
日本の場合、税率は
といったように課税所得によって税率が上がっていきます。
日本の累進課税制度の場合
9,000,000円超から税負担が重くなる設計のようです。
この制度の下では、物件が増えて所得が増えるほど
税金が累進的に増えていきます。
株の配当への課税が約20%で固定であることを考えると
9,000,000円を超過したあたりから税負担が重いことが分かります。
不動産投資が順調に進んでいる場合
No1の悩みは空室ではなく、税負担に移っていく
投資家さんが多いと思います。
そうなれば、法人化や、さまざまな節税対策を
考えていく必要が出てきます。
税金は不動産投資最大のコストです。
それだけに、知識をつけて防衛していく必要あります。
今日のメールセミナーが
改めて、不動産投資の税負担について
考えるきっかけになればうれしく思います。
次回のメールセミナーでも
日本の税制度について考えていきます。
←「インフレと不動産投資の関係」前の記事へ 次の記事へ「不動産投資と税金(総合課税制度)」→