不動産投資に影響を与える「金利上昇」と「インフレ率」
2018-11-05
不動産投資を続けていく上で
気になるのが
「金利」の動向です。
金利の動向を占うのに
重要なのが
「インフレ率(物価上昇率)」です。
その物価上昇率の気になる記事が
ありました。
・・・以下日経新聞引用・・・
3カ月に1度改定する
「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」
では、成長率の見通しを18年度(中央値)は
前回7月から0.1ポイント引き下げ1.4%とし、
19、20年度はそれぞれ0.8%に据え置いた。
一方で物価見通しは18年度を0.9%、
19年度を1.4%、20年度を1.5%とし、
0.1~0.2ポイント下げた。
・・・引用終わり・・・
「物価上昇 = 金利上昇」
の公式から考えると
不動産投資家としては
悪くないニュースです。
見通しとしては
しばらくの期間、
金利上昇の圧力は弱そうです。
また、物価見通しが予想より
下振れしたことで
日銀も「量的緩和」を暫くの
期間続けそうなのも
金利の低い状況が続きそうな
大きな理由です。
もちろん、金利上昇する理由は
これだけではありません。
しかし、影響が大きいのは物価及び
金融緩和の状況ですので
不動産投資シミュレーションする際は
ここ数年は金利を据え置いての
シミュレーションで
大きな間違いは無さそうです。
メールセミナーや
このコラムでも
何度も繰り返していますが
「金利上昇は不動産投資を続ける中で
最大のリスクの1つ」
です。
それだけに、金利の動向に影響を与える
このようなニュースにはアンテナを立て
しっかりとしたシミュレーションを
行っておくことが大切です。
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