不動産投資家なら知っておきたい言葉“再調達価格”
2014-03-08
『再調達価格』耳慣れない言葉かもしれません。
再調達価格とは・・・
『現在の物価で同じものを調達するための価額』
つまり、今ある物件を同じように建築したら
どの位の費用が必要か計算するために使われる数値です。
再調達価格は金融機関・保険会社などが
建物の価値を決める際に使います。
例えば
・築年数 10年
・耐用年数 20年
・広さ 100㎡
・再調達価格 10万円/1㎡の
の建物があるとします。
この場合 建物の価値は
10万X100㎡÷20年X10年 = 500万円
となります。
この価格が銀行などで担保価値として
認められる価格になります。
再調達価格は建物の種類によって
1㎡当たりの単価が決められており
金融機関は
1㎡当たり
木造 13万~17万
鉄骨 15万~20万
RC 20万~25万
の基準のところが多いようです。
これらの基準は銀行によって違います。
その為、
・ A銀行では 500万円の価値
・ B銀行では 550万円の価値
ということがおこります。
A銀行では融資がされなかったのに
B銀行では融資されたということが
起こる原因の1つになります。
また、収益還元法では融資がされそうなのに
融資がされない場合、再調達価格が低く設定され
積算価格が低く見積もられている可能性もあります。
不動産投資家は『再調達価格』
ぜひ、覚えておきたい言葉です。
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