大家さんに影響を与える金利上昇のタイミング
2014-10-04
不動産投資を続けるにあたって
長期金利の上昇は大きな影響を与えます。
長期金利に大きな影響を与えるのが
国債の金利です。
国債の金利は、日銀の異次元緩和で
現状は、非常に低くなっています。
しかし、2~3年後に大きな変化点を
むかえる可能性があります。
つまり、金利が上昇の局面に変わっていく
ということです。
その理由は、現在、金利が低下している
主な理由を考えると分かります。
金利低下の理由は
・ 日銀が国債を積極購入
↓
・ 国債需要が増加
↓
・ 国債価格上昇
↓
・ 金利低下
ということが起こっているからです。
日銀が国債を積極購入している理由は
『インフレ目標2%を達成するため』
です。
金利の大きな転換点は、この目標の達成に
目処が立った時の可能性が高いです。
もし、目標を達成した場合、
日銀は国債を積極的に購入する理由を失います。
さらに、インフレを2%以上にしない為に
国債を購入できなくなる可能性もあります。
こうなると
・ 日銀の国債購入量低下
↓
・ 国債の需要低下
↓
・ 国債価格下落
↓
・ 金利上昇
現在と逆の回転を始めます。
逆の回転を始めると
急激に金利が上昇する
可能性があります。
ポイントは
・ インフレ目標が達成されるタイミング
・ 日銀の国債購入への姿勢
です。
金利の変化に敏感になることは
大家として生き残る為に非常に重要です。
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