投資資金の調達コストがわかる指標
2014-07-19
資金調達コストといわれれると
つい、借入の金利だけに目がいきます。
しかし、自己資金もタダではないことを
前回のメールでお伝えしました。
今日は、借入コストと自己資金コストを
数値で表す指標 WACCについてお伝えします。
不動産投資でWACCを使用する場合
こんな考え方をします。
rE = 自己資金目標利回り 2.50%
rD = 金利 3.00%
D = 借入額 100,000,000
E = 自己資金額 10,000,000
T = 実効税率 0%(単純化する為に0にしています)
[rE × E/(D+E) ] + [rD×(1-T) × D/(D+E)]
WACC 2.95%
この計算何をしているかというと
借入の調達コストと自己資金の調達コストを案分して
投資案件の調達コストをもとめています。
WACCはIRR(総購入コストに対する)と
比較して投資効率を考えます。
IRRがWACCを超えるようならば
投資として成功ということになります。
不動産投資シミュレーションが可能な
アセットランクシミュレーターの無料IDはこちらから取得できます。
←「不動産投資の自己資金もタダじゃない!」前の記事へ 次の記事へ「大家さんは知っておきたい青色申告控除のメリット」→