繰上返済は損か、得か
2015-04-05
『繰上返済』することで
▼ リスクの低減
▼ リターンの向上
の両方に効果があります。
ただ、繰上返済で注意が必要なのが
『繰上返済手数料』です。
変動金利の場合は、繰上返済手数料は
数千円の場合が多く、特に問題になりません。
しかし、固定金利の場合
大きな金額の手数料が必要になる場合が多いです。
某銀行の場合
『5,400円+繰り上げ金額×(借入期間-支払済年数)×0.54%』
の繰上返済手数料が必要になります。
【繰上返済なし】
【繰上返済あり 手数料なし】
【繰上返済あり 手数料なし】
今回の例は、
10年目に10,000,000円の繰上返済を
した場合です。
この例では、1,085,400円の手数料を支払っても
30年後の収益は繰上返済した方が上昇しています。
しかし、手数料を支払った場合には
収益率が上昇しないことも多いです。
固定金利での借入を繰上返済する場合には
手数料を考慮しても、収益に貢献するかの
シミュレーションをしてから行う必要があります。
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