不動産投資計画に役立つ72という数字
「世界でもっとも強い力(=force)は、複利だ」
「複利とは人類が発明したもっとも驚くべきものだ」
この2つは、相対性理論で有名な
アインシュタイン博士の言葉です。
投資で成功するには「複利」の力を知らずに
成功できません。
■ 複利とは
100万円を5%の利子で運用した場合に
1年目 100万X5% = 105万
2年目 105万X5% = 110.25万
3年目 110万2,500円X5% =115.76万
という風に、毎年受け取る運用利回り
が増加する状態をいいます。
投資で成功するには、投資から受取った
お金を“再投資”するのが重要なのは
複利の力を利用する為です。
この複利を考える際に便利な数字が“72”です。
例えば、資産を倍に増やしたいと思った時に“72”を
思い出すだけで簡単に目標利回りを決められます。
期間(年) X 金利(%) = 72
例えば、5年で100万円を200万円にしたい場合は
72÷5=14.4
14.4%で運用すればOKということです。
7年間の場合は
72÷7=10.28%
となります。
何年後に、手元資金をいくらにしたいか
明確にするだけで目標利回りを計算できます。
ちなみに資金を
4倍にしたい場合 ⇒ 144
8倍にしたい場合 ⇒ 216
を当てはめれば計算できます。
投資をする場合
1 運用額を決める
2 運用したお金を何年後に
いくらにしたいか決める
3 その為に必要な利回りを決める
1→ 3の順序で考えます。
不動産投資で物件を決める際にも
1→3の順番で決めた目標利回りに
近い利回りの物件を探すことになります。
ただし、この際の利回りは、
表面利回りではなくIRRのことです。
出口(売却)まで考慮した利回りで
考える必要があります。
どんなに、家賃収入があっても売却損がでれば
目標利回りを達成することはできません。
不動産投資をする場合には
1 目標の運用利回りを決める
↓
2 その利回りが達成できる物件か
しっかり不動産投資分析する
ことが重要です。