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金利が上昇しても問題ないか確認する方法

2022-07-23

不動産投資を進めていると「空室」「家賃下落」「修繕」「金利上昇」など様々なリスクに直面します。
 
その中でも「金利上昇」はもっとも自分でコントロールしにくいリスクです。
 
今日は、何%の金利上昇まで耐えられるかシミュレーションする方法です。

 

 

変動金利の決まり方

 

不動産投資を行っている方の多くが変動金利で借入をしています。理由は、固定金利に比較して変動金利は低利で借りられるからです。
 
ちなみに借入金利は
 
■変動金利⇒政策金利+α
■固定金利⇒10年国債金利+α
 
で決まります。
 

米国政策金利チャート
 
このグラフはアメリカの政策金利の2021年7月~2022年6月の推移です。1年で1.5%上昇しています。ちなみに7月も0.75%上がると予測されています。
 
そうなるとアメリカで2021年7月に変動金利で借入をした場合、約1年で2%以上金利上昇するリスクをおってしまう可能性があったと言えます。
 
日本はアメリカのような景気の強さ、インフレ率ではありませんので単純には比較できません。しかし、金利上昇リスクを考える際にこの数値は参考になります。
 

 

金利上昇リスク

 

金利上昇を乗り切れるかのポイントは3つです。
 
1.金利上昇してもキャッシュフローが赤字にならないか
 
2.次にインカムゲインで目標の収益を達成できるか
 
3.最後に売却しても自己資金等を回収できるか
 
です。
 
まず、第一関門は「赤字キャッシュフロー」にならないかです。
 
理由は、赤字キャッシュフローになると貯蓄や他の所得から持ち出しが発生して投資どころか負の資産になってしまうからです。
 
それでは、具体的にシミュレーションします。

 

 

サンプルを使ったシミュレーション

 

このサンプルを使って確認します。
 
不動産投資金利上昇シミュレーションのサンプル物件
 

当初の借入金利は1.25%です。その金利が2年後に、現在のアメリカ並みの金利上昇1.75%したことを想定したシミュレーション結果が以下です。
 

金利上昇シミュレーション結果
アセットランクシミュレーターでの分析結果を一部抜粋
 

今回のサンプルの場合、1.75%金利上昇してもキャッシュフローは赤字になりません。万が一の場合も、持ち出しは発生しそうにない点では安心できます。
 
ちなみに、金利が約4.5%上昇して6%を超える辺りで赤字になります。但し、金利上昇リスクが分かり易いように家賃下落、修繕等の他のリスクを一切見込んでいないシミュレーションである点は追記しておきます。

 

 

長期的な収益への影響

 

まず、絶対に許容できない赤字キャッシュフローにはなりそうにないことは分かりました。次に考えるのは「金利上昇した場合としない場合の収益へ影響です」
 
収益性を比較するシミュレーションを行うと
 
不動産投資金利上昇シミュレーションの収益性比較結果
アセットランクシミュレーターでの分析結果を一部抜粋
 
上段が金利変動なしの結果です。下段は1度3%に上昇した金利が数年後に2.5%に下落した場合のシミュレーションです。
 
税引き後キャッシュフローで比較すると約260万円金利上昇を見越した結果が少なくなります。自己資金1,600万円の投資で約260万円なので大きいです。
 
ただ、この結果で投資するのは絶対に止めようというレベルではないと思います。

 

 

大きなリスクの金利変動

 

今回のサンプルは、何とか金利上昇リスクを取っても投資できるかなというレベルでした。
 
不動産を借入して購入する場合、金利上昇は本当に大きなリスクです。とにかく、自分で創意工夫して何とかするのが難しいからです。
 
不動産投資の変動シミュレーションの中でも金利上昇は根拠となるデータが少ないため難しいです。ただ、今回のサンプルのように予測できる範囲で必ず行う必要があります。
 
この記事を参考にお試しいただければと思います。
 
3.売却しても自己資金等を回収できるかの分析方法については近々ご紹介したいと思います
 
※アセットランクシミュレーターを利用した金利変動シミュレーションの具体的な操作方法を、以下の動画でご紹介しています

 
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