お金持ちの投資家と初心者投資家の違い
おはようございます。
アセットランク.Com
大塚 博之です。
「お金持ちにはいい物件でも
初心者には向かない物件」
こんな物件が存在します。
どんな物件かを、参考物件で比較すると
【お金持ちのシミュレーション結果】
↓
結果詳細
【初心者のシミュレーション結果】
↓
結果詳細
上の2つは1つの条件を除いては
全て同じ条件でシミュレーションしています。
しかし、結果は
・ お金持ち → 毎年プラスキャッシュフロー(CF)
・ 初心者 → 毎年マイナスキャッシュフロー(CF)
と180度違う結果になっています。
その異なる1つの条件とは
「自己資金額」です。
・ お金持ち → 6,000万円
・ 初心者 → 2,400万円
自己資金額で顕著な違いが出る
投資対象は「中古木造物件」です。
中古木造物件で
このような違いが出る理由は
「法定耐用年数が短い」 からです。
今回、シミュレーションに使った物件は
法定耐用年数が15年です。
銀行は、基本、耐用年数内でしか貸しません。
今回の物件の場合、ローン年数は
15年ということになります。
ローン年数が短く、自己資金が少ないと
1年あたりの返済額が多くなり、
初心者の人のようにマイナスCFになります。
逆に、お金持ちは自己資金が十分にあることで
借入額を抑え、ローン期間は短くても
プラスCFで運営が可能になります。
中古木造物件はローン期間が短くなる為
ある程度、資金が確保できる
お金持ちにはいい物件でも、
初心者にとっては、リスクの高い物件に
なる可能性があります。
不動産投資のいい物件、悪い物件は人それぞれです。
それだけに、しっかりとしたシミュレーションが必要です。