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基準地価(2018年)から読み取れること

2018-09-19

2018年の基準地価が昨日(9/18)

発表されました。

 

 

基準地価とは・・・

 

  

各都道府県の調査を基にして

9月下旬に公表される地価指標です。

 

正式には都道府県基準地標準価格で

 

同年の7月1日の土地価格の

調査を基にしています。

 

類似した指標に公示地価がありますが

調査範囲が

 

  

公示地価 → 都市計画区域内

基準地価 → 都市計画区域外も含む

 

 

と異なります。

 

 

さて、今年の基準地価から感じたことは

 

 

「あと数年でこの流れも終わりかな」

ということです。

 

 

なぜ、こんなことを感じたかと言うと

 

 

首都圏でドーナツ型の土地価格上昇が

進んでいると感じたからです。

 

 

ドーナツのイメージはこんな感じです。

 

首都圏地価上昇順序

 

子供の落書きみたいですが

言葉で説明すると

 

 

地価が上昇する順番は

 

 

千代田区、港区、中央区など都心

      ↓

渋谷区、新宿区、品川区など南西部23区

       ↓

墨田区、江東区など北部及び東部23区

      ↓

川崎市、横浜市など南部政令指定都市

      ↓

相模原市、さいたま市など南部以外

政令指定都市

      ↓

千葉市

 

 

こんな順番で上昇していく

傾向にあります。

 

 

逆に、下落し始めるときは

 

ドーナツを逆流していく

感じになります。

 

 

今回の基準地価で特徴的だったのは

 

 

江東区や墨田区などの地価がかなり上昇した点

 

横浜の住宅地の地価が横ばいから微増した点

 

です。

 

 

この傾向から、ドーナツが進み

始めたなと感じました。

 

 

この流れが、進んでいくと

相模原市、さいたま市、千葉市

 

 

などの外縁部に進んでいきます。

 

 

もちろん、そこまで進まずに

 

 

ドーナツが不完全な

形で終わってしまう可能性もあります。

 

 

言えることは、都心部の価格が

かなり上昇したことで

 

 

ドーナツが進み始めていることです。

 

 

ドーナツが始まると

いつ、この勢いが終わるのだろうと

 

 

意識する時期が来ていると

考えています。

 

 

不動産投資を考える際にも

参考になる知識だと思いますので

 

 

ご紹介しました。

 

 

ちなみに、現在の状況をバブルが近いや

バブルだという方もいらっしゃいますが

 

 

海外の不動産市況を考えると

私は、バブルとは思わないので

 

 

ガクンと下げる可能性は低いかなと

考えています。

 


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