日経新聞の借入に関する記事
不動産投資の魅力の1つが
レバレッジ(梃子)を
使える事です。
不動産投資の梃子=借入
です。
この梃子ですがプラスにも
マイナスにも作用します。
そんなことが分かる記事が
日経新聞にありましたので
ご紹介します。
・・以下引用・・
債務膨張に伴い政府や企業、
家計が急な金利上昇に対して
「弱くなっている」との
分析も示した。
・・引用終わり・・
この一文が借入の注意点を
端的に表しています。
不動産投資を「事業」の
側面でなく
「投資」の側面だけで
考えた場合
非常に単純な構造です。
「家賃+売却益-維持費
> 利息」
になれば投資として
プラスに成ります。
もう少し単純化してしまうと
「利回と金利の差分」が
収益になるということです。
ここまで単純化して考えると
不動産投資が金利上昇に
非常に弱い投資だと
分かります。
金利が上がれば
その分、利ザヤが減る
構造だからです。
不動産投資シミュレーションを
する場合は金利上昇の
シミュレーションを必ず
するようにお勧めしています。
2012年の金融緩和からは
非常に低い金利になっています。
長期(10年超)の視点で考えた時
今よりも金利が上昇していく
可能性が高いという事です。
それだけに、金利が上昇した際に
どの程度の影響があるかの
シミュレーションが重要です。
シミュレーションとしては
5年後位に1~2%程度上昇した
シミュレーションをすると
良いと思います。
また、あまり興味が
湧かないかもしれませんが、
ぜひ、今日ご紹介したような
マクロの金利の動きの
ニュースにも着目してください。
「金利が上がった!」
と気づいてからでは
遅いです。
金利の未来予測をする為に
マクロの金利に関する
話題は注目に値します。