銀行からお金を借りる場合の空室率基準
おはようございます。
アセットランク.Com
大塚 博之です。
最近、ある投資家仲間
と話していると
「銀行の融資が厳しくなってきたね
何となく2006年頃とかに
似ている雰囲気」
違いはありますが、確かに
2002年頃~2005年頃にかけて
大手M銀行などが
オーバーローンでも
積極的に貸していたのに
急に、審査が厳しくなった時期が
2006年頃だったように記憶しています。
今回もスルガ銀行の件もあり
銀行の審査が厳しくなってきました。
まさに、いつか来た道
といった感じかもしれません。
さて、収益シミュレーションを行う目的が
銀行から借入を行う為
ということがあると思います。
そんなシミュレーションを行う場合に
どの程度の空室率でシミュレーションを
すればいいのか?
その答えは
「空室率20%程度」で計算する
です。
当然、銀行や融資を受ける地域によって
空室率の考え方は違います。
ただ、投資仲間、銀行の人などに
話を聞いていると
融資をする際に空室率をどの程度で
考えているかの基準は
20%程度のようです。
全国平均の空室率が20%程度なことを
考えると妥当な数値かもしれません。
しかし、融資を受ける際に空室率を
20%も考慮された上で、
キャッシュフロー(CF)
が安定しているか?
を審査されることを考えると
なかなか厳しい基準です。
ただ、見方を変えれば
「20%の空室率を見込んでも
キャッシュアウトしない」
というのは投資する際の
安心材料にもなります。
「空室率20%でもCFはプラスか」
は投資を決定する際の
1つの基準になります。