不動産投資家ならば知っておきたい知識
『土地価格って色々あってややこしいよな』
こんなことを思うことがあると思います。
確かに
・ 公示地価
・ 基準地価
・ 路線価
・ 固定資産税評価額
プラス、本当に物件を買う時の価格
・ 市場価格
があります。
いくつもあるので少しややこしく感じますが
整理して考えればそうでもないです。
▼ 不動産鑑定士が調査して発表する価格
・ 公示地価 → 1月1日時点の価格を3月に発表
(国土交通省)
・ 基準地価 → 7月1日時点の価格を9月に発表
(都道府県)
▼ 税金計算に使われる価格
・ 路線価→ 公示地価を基に価格設定される
公示地価の約8割
(相続税計算に使用)
・ 固定資産税評価額→ 公示地価を基に価格設定される
公示地価の約7割
(固定資産税計算に使用)
区分けするとこうなります。
公示地価・基準地価に関しては実際に売買される価格とは
大きく乖離している場合が多いので参考程度と思って
使用するほうがいいです。
路線価・固定資産税評価額は
『この土地の税金支払いはどのくらい?』
と思った時に使うと便利です。
また、http://www.rosenka.nta.go.jp/
のページで調べた路線価を使って
路線価 ÷ 80% ≒ 公示地価
路線価 ÷ 80% x 70% ≒ 固定資産税評価額
という計算も可能です。
土地価格もこのように整理して考えれば
難しくありませんので、ぜひ、参考にしてください。
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