いまさら聞けない、不動産投資の重要な指標(K%編)
2017-11-12
おはようございます。
アセットランク.Com
大塚 博之です。
今日は、不動産投資で重要な指標の
第5回目です。
第1回 FCR(リターン指標)
第2回 BE%(リスク管理指標)
第3回 CCR(リターン指標)
第4回 LTV(リスク管理指標)
とお伝えしてきました。
今日はK%について書きます。
■K%とは
「年間の元利返済額(ADS)÷ローン残高」
年間の元利返済額(ADS)のローン残高に対する割合。
借入金額に関係なく、金利と期間のみによって決まる指標。
融資金調達コスト=銀行側から見る利回りと言える指標。
銀行の視点で考えると
貸している額(ローン残高)に対して
年間で返ってくる額(年間の元利返済額)が
利回り相当になります。
この銀行側の利回りは投資家側の視点に立つと
資金を調達するのにどの位銀行にお金を払っているのか。
つまり、調達コストになります。
このあたり少し概念的で分かりにくいと思いますが
K%は借入金の効率を確認するのに
重要な指標ですので
「K% = 調達コスト」
と覚えてください。
K%(調達コスト)を単独で使っても
不動産投資の指標としてはあまり意味がありません。
しかし、ある指標と比較することで
不動産投資の効率性を簡単に計る事が可能になります。
少し長くなりそうですので
詳細は次回に続けます。
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