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コロナ後の物件価格推移

2020-10-12

おはようございます。
  
アセットランク
大塚 博之です。
 
さて、前回のメールセミナーで
RC一棟物件が利回上昇(価格低下)
しているとお伝えしました。
 
9月26日メールセミナーはこちら
 
では、全ての物件で価格が下落して
いるかというとそうではありません。
 

 

区分所有マンション

 
以下は東京・名古屋・大阪の
ファミリータイプ区分所有マンション
の価格推移です。
 

RC物件の30年分の修繕費を考慮したシミュレーション
 

見てお分かりいただけるように
ここ1年間、ほぼ、横ばいです。
 
東京23区に関してはコロナの影響で
5月、6月に下落した反動だと
考えらえますが、7月、8月は
上昇しています。
 

 

一棟RC物件との違い

 
では、なぜ一棟RC物件は価格が下落
するのに区分所有はそうではないのか。
 
色々な理由はありますが
最大の理由は
 
購入を検討している人の数が
 
「圧倒的に区分所有の人が多い」
からです。
 
一棟RCを購入する人は
それなりの属性の投資家に限ります。
 
そうなると、現在のように
それなりに属性の高い人でも
 
融資を受けるのが難しい状況だと
価格の下落傾向に拍車がかかるように
なります。
 
それに対して、区分所有は
投資用ワンルーム等を除けば
自己使用物件として購入する方も多く
価格下落が起きにくいです。
 

 

では、どちらがいいのか

 
だからといって、区分所有へ投資するのが
正しい分けではありません。
 
区分所有は
 
「低利回」
「低資産性」
 
となりがちです。
 
低利回な区分所有は収益性が低い
だけではなく、
 
少しの物件価格の下落でも
投資期間トータルの収益(IRR)が
マイナスになりかねません。
 
さらに、土地の資産価値が低い為
この物件を担保に、もう1件融資を
受けるといった投資の継続性にも
問題があります。
 
その代わりに1棟物と比較すると
流動性が高く、売却はしやすい
メリットが有ります。
 

 

基本的な考え方

 
分かり易いようにする為かもしれませんが
不動産投資を勧める本には
 
「これをやっておけば大丈夫」
 
的な書き方がされている本も
少なくありません。
 
しかし、実際は
 
投資する方のリスク許容度
投資で達成したい資産額
 
等で正しいやり方が異なります。
 
現実には、投資実績や将来試算の
数値に基づいた分析を行いながら
投資を進めていくことが必要です。


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