不動産は法人・個人どちらで取得すべきか
おはようございます。
アセットランク
大塚 博之です。
10連休はどうお過ごしでしたか?
私は、毎年恒例の家庭菜園用の
苗を買いに行ったりして
のんびり過ごしました。
さて、あなたは
投資物件を「個人」「法人」の
どちらで運用しているでしょうか。
今日は、物件を「個人」「法人」
どちらで運用すべきか考えます。
本来は、個別の状況に
かなり左右されますので、
精度の高い分析を行うには
それらの情報を加味する
必要があります。
今回は、どの程度から「法人」
での取得も検討すべきかの目安
を掴んでいただければと思い
お伝えしています。
実際の投資物件をサンプルに
考えていきます。
・物件価格:196,215,080円
・年間収入:14,520,000円
・表面利回:7.40%
・2年目課税所得:5,047,556円
個人で取得した際の
2年目の所得税等の税額は
・その他所得0万円
(0万円)
税額:1,086,767円
・その他所得800万円
(450万円)
税額:1,358,404円
・その他所得1,000万円
(600万円)
税額:1,468,661円
・その他所得1,500万円
(1,100万円)
税額:1,687,320円
・その他所得2,000万円
(1,500万円)
税額:1,819,804円
※その他に給与等の
その他所得があると仮定
()内は概算課税所得額
()の課税所得額を
加味して計算
この物件を「法人」
で取得すると
・税額:1,099,833円
今回のシミュレーションは
投資物件を「法人」で
初めて取得するものとして
いますので
この物件以外の法人所得は
無いものとして計算しています。
ざっくりとした感覚に
なりますが
不動産の課税所得
+
その他課税所得
が1,000万円程度になる場合
「法人」での取得を考慮して
シミュレーションを行うと
良いと思います。
実際のシミュレーションでは
・不動産投資以外の収入
・法人で必要な費用
・青色申告・繰越欠損金等
の控除
・減価償却費
等を時系列でシミュレーション
する必要があります。
「個人」「法人」らで
取得すべきかは基本的に
投資開始時に決定する
必要がありますので
今日のメールセミナーを
ご参考にしていただき
個別に分析していただければと
思います。
※アセットランクシミュレーターでは
「個人」「法人」の税金計算を
時系列情報入力画面でワンクリック
で切り替えることができますので
お試しください。