なぜ、資産を増やすのに、B/Sが必要なのか?
2016-02-14
おはようございます
アセットランク.Com
大塚 博之です。
資産運用をして資産を増やすのに
絶対必要な知識が
『貸借対照表』の知識です。
ただ、企業の決算書から
貸借対照表を理解しようとすると
「よくわかんないから、覚えるの面倒だ!」
ということになってしまいます。
そこで、今日は、不動産投資を例に
貸借対照表の動きについて説明します。
例をあげながら進めます。
手持ちに1000万円あったとします。
その1000万円は現金で持っています。
その時貸借対照表(B/S)は、こんな感じになります。
この1000万円で不動産を購入したとします。
その時の貸借対照表は
不動産物件を5年後に売却することになりました。
その時の売却価格は800万円でした。
純資産が800万円に減ってしまいます。
200万円の純資産を失ったことになります。
つまり、資産運用に失敗したことになります。
これは不動産物件売買だけの動きを
貸借対照表に表したものです。
もう少し、現実に近づけて家賃収入で
1年50万円、5年で250万円の収入があったとします
その場合の貸借対象表は
1000万円だった資産が50万円
増えています。
1年で10万円、年利1%の運用が
できたことになります。
貸借対照表を理解することで
家賃収入(インカムゲイン)だけでも
売却収入(キャピタルゲイン)だけでも
投資で成功する為にはダメなことが
理解できます。
日頃から貸借対照表の視点でのチェック
することで、資産の現状を把握することができます。
←「ローン年数 20年 VS 30年 どちらが得か」前の記事へ 次の記事へ「大きなリターンの裏側にあるもの」→