木造よりもRCの方がキャッシュフローで有利な理由
2017-03-19
おはようございます。
アセットランク.Com
大塚 博之です。
■木造⇒22年
■RC⇒47年
ご存知の税務上の法定耐用年数です。
法定耐用年数は、減価償却の期間という意味合いとは
別に、 もう一つ重要な意味を持ちます。
それは
『銀行から借入できる期間』
という意味合いです。
銀行により、数年のずれはあると思いますが
投資用のローンは基本的に 法定耐用年数以上は組めません。
新築の場合
■木造⇒22年
■RC⇒47年
が借入の最長期間となります。
これが、木造よりもRCのキャッシュフローが
多くなる理由の原因となります。
では、キャッシュフローにどの程度の影響が
あるのかを例を使って確認してみましょう。
木造とRCで借入を最長期間行った場合の
返済額の比較をします。 (RCの借入は35年としています)
ローン年数の長いRCの方が
年間で100万円近く返済額が少なくなります。
つまり、返済した後に残る 現金が100万円
増加することになります。
一般的な常識からすると
『借入期間は短い方がリスクが低い』
と思いがちですが
キャッシュフローの視点からは
『借入期間が長い方がリスクが低い』 と言えます。
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