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上級投資家を目指すならば知っておきたい指標

2017-05-28

おはようございます。

 
アセットランク.Com
大塚 博之です。

 
2016年も1年間ありがとうございました。
2016年最後のメルマガとなります。

 
今日は、上級投資家なら知っておきたい知識です。

 
これが分かると、ニュースで報道されている

 

アメリカが12月14日に0.25%利上げを行ったことで
アメリカの不動産価格が下がるのではないか?

 

と言われる理由が分かります。

 

 

 

その知識は 『イールドスプレッド(Yield spread)』
です。

 

イールドスプレッドとは・・・

 
「利回り(イールド)の差(スプレッド)」 という意味。
債券(主に10年物国債)の利回りと株式の利回りや、
不動産の利回りとの比較に使われる。

 

簡単に書くと

 
『その投資対象の利回りは、国債利回りと比較して 何%プラスαがあるか』
のことです。

 
例えば、

 
国債金利=1%
不動産投資の利回り=6%

 
の場合には イールドスプレッド 5% ということになります。

 

では、イールドスプレッド をどうやって使うかと言うと

 
イールドスプレッド

 

上の表のを見ると
年々、イールドスプレッドが 大きくなっているのが分かります。

 
このような場合には、 投資対象としての不動産の魅力が
上昇していると言えます。

 

絶対安全(と言われている)国債と比較して リスクの高い、
不動産投資をしても ○%余分にリターンがあるなら美味しい。

 

このような考え方が 『イールドスプレッド』 です。
 
この考え方が分かると、

 
アメリカ利上げ ⇒ 国債金利上昇 ⇒ イールドスプレッド縮小

 

⇒ 不動産投資の魅力低下 ⇒ 魅力ある利回りまで上昇(不動産価格下落)

 
という論理が働くことが分かります。

 
投資を進める上で 国債金利が何%であるかは
重要なベンチマークになります。

 

 

地主さんの不動産投資の本当の利回り

2017-05-13

おはようございます。

 
アセットランク.Com
大塚 博之です。

 

 

 

やはり、土地をお持ちの方の
投資は有利だなと感じました。

 
地主さんが4,000万円のアパートを
建築した場合のシミュレーションです。

 

【投資内容とシミュレーション】

 
121.png

 
なんと、表面利回り「12.96%」を
たたき出しています。

 

キャッシュフローも
税引後で200万円近くあります。

 

4,000万円の投資で
毎年、200万円近くお金が手元に
残ることになります。

 

「素晴らしい投資」です。

 

ただ、このシミュレーションは
まやかしが含まれています。

 

そのまやかしとは

 

『土地の価格が含まれていない』
ということです。

 

地主さんの場合、 もともと、そこに土地があるので
土地にも価値があることを忘れがちです。

 
しかし、冷静に考えると

 

その土地を売却すれば、 数千万円単位で
売却益を得られる可能性のある資産です。

 

その価値ある土地を使って
不動産投資が成り立っていることになります。

 
つまり、収益計算(利回り)を考える際には
土地の価値も考えた上で収益計算をする必要があります。

 

 

 

例えば、今回のサンプル物件だと

 

3.png

 

土地の価値を入れた
表面利回りは半減します。

 
収益比較をする際には

 
この利回りと、土地+建物で買った
物件の利回りとを比較する必要があります。

 
もともと、あった土地に

 
投資物件を建築する場合には

 
『土地の価値も加えた利回り』
を考えることを忘れてはいけません。

 

 

 

思うように融資が受けられない理由

2017-04-30

おはようございます。

 

 

アセットランク.Com
大塚 博之です。

 

 

不動産投資を進めていく上で

 

 

『融資を受ける』
ことは必須と言えます。

 

 

ただ、銀行と交渉をしていると

 

 

「こんな、いい物件なのに何で融資してくれないんだ」
という場面があるかもしれません。

 

 

こんな場合、もしかすると

 

 

『積算価格』
が低いことが原因かもしれません。

 

 

一般的な積算価格は

 

 

『建物価格 + 土地価格 = 積算価格』
で計算します。

 

 

しかし、銀行が融資の基準にする積算価格は

 

 

銀行によっても違いますが
『建物価格×0.7 + 土地価格×0.8』

 

 

というのが一般的です。

 

 

例えば、一般的な積算価格が

 

 

・建物価格 ⇒ 1,000万円
・土地価格 ⇒ 2,000万円
・積算価格 = 3,000万円

 

 

だった場合

 

 

銀行の積算価格は

 

 

・建物価格 ⇒ 1,000万円×0.7
・土地価格 ⇒ 2,000万円×0.8
・積算価格 = 2,300万円

 

 

一般的な積算価格よりも
700万円評価が低くなります。

 

 

このギャップが思い通りの
金額の融資が受けられない原因かもしれません。

 

 

銀行から借入をする場合は
借入額 < 建物価格×0.7 + 土地価格×0.8

 

 

で積算価格を計算して
融資金額が妥当かをシミュレーションしてください。

 

 

戸建賃貸を検討する場合の注意点

2017-04-16

おはようございます。

 

 

アセットランク.Com
大塚 博之です。

 

 

アパート物件が飽和する中
『戸建賃貸』に注目する投資家が増えています。

 

 

理由は

戸建賃貸

 

 

戸建に住みたいと考える需要が多いにも

 

 

かかわらず、供給量が少ないからです。

 

 

つまり、飽和状態のアパート物件と比較すると
需要と供給のバランスが有利だからです。

 

 

ただし、戸建賃貸は
土地から購入しての投資では
収益上厳しい可能性が高いです。

 

 

戸建賃貸

 

 

上図のような投資をした場合に

 

 

【時価7,000万円の土地所有】

 

 

▼ 表面利回り 11.52%

 

 

【土地を購入】

 

 

▼ 表面利回り 4,80%

 

 

と利回りが半分以下になってしまいます。

 

 

今回の例では、土地から仕入れた場合には
投資にならないことが分かります。

 

 

「7,000万円もしない安い土地ならば
大丈夫じゃないか」

 

 

確かに、安く土地を仕入れられれば
投資として成り立つ可能性があります。

 

 

しかし、土地価格が、
まだまだ、高止まりしている現状を考えると

 

 

安い土地は

 

 

『立地の悪い土地』
である可能性が高いです。

 

 

立地が悪い

借主を集めにくい

家賃を低く設定しなくてはならない

収益性が低くなる

 

 

という悪循環に陥ることになります。

 

 

戸建賃貸を土地から仕入れて
収益を上げるのは厳しい場合が多いです。

 

 

しかし、所有している土地がある場合は
検討に値する投資とは言えます。

その費用は修繕費なのか、そうでないのか?

2017-04-01

おはようございます。

 

 

アセットランク.Com
大塚 博之です。

 

 

不動産投資を続けている限り、
物件の価値を維持する為に

 

 

『修繕費』
は避けられません。

 

 

一般的に使われれる修繕費

 

 

実は、2つの意味合いが含まれています。

 

・ 修繕費

 

 

・ 資本的支出

 

 

です。

 

 

修繕費は損金として認められるので
その分は所得から引かれ税金を納める必要がありません。

 

 

しかし、資本的支出は一括で損金に認められない為
減価償却する必要があります。

 

 

では、損金と資本的支出のラインは
どこにあるのでしょうか?

 

 

修繕費、資本的支出

 

 

 

まず、20万円未満のものは修繕費となります。

 

 

20万円以上のもので修繕費の欄に書いている内容
のものであれば修繕費として認められます。

 

 

修繕費か、資本的支出か迷われた場合に
上の表を参考にしていただければと思います。

 

 

木造よりもRCの方がキャッシュフローで有利な理由

2017-03-19

おはようございます。

 

 

アセットランク.Com
大塚 博之です。

 

 

 

■木造⇒22年
■RC⇒47年

 

 

 

ご存知の税務上の法定耐用年数です。

 

 

法定耐用年数は、減価償却の期間という意味合いとは
別に、 もう一つ重要な意味を持ちます。

 

 

それは

 

 

『銀行から借入できる期間』
という意味合いです。

 

 

銀行により、数年のずれはあると思いますが
投資用のローンは基本的に 法定耐用年数以上は組めません。

 

 

新築の場合

 

 

 

■木造⇒22年
■RC⇒47年

 

 

が借入の最長期間となります。

 

 

これが、木造よりもRCのキャッシュフローが
多くなる理由の原因となります。

 

 

では、キャッシュフローにどの程度の影響が
あるのかを例を使って確認してみましょう。

 

 

木造とRCで借入を最長期間行った場合の
返済額の比較をします。 (RCの借入は35年としています)

 

 

【5,000万円借入 ローン年数22年 2.5%】
不動産投資ローン年数22年

 

 

【5,000万円借入 ローン年数35年 2.5%】
不動産投資ローン年数35年

 

 

ローン年数の長いRCの方が
年間で100万円近く返済額が少なくなります。

 

 

つまり、返済した後に残る 現金が100万円
増加することになります。

 

 

一般的な常識からすると

 

 

『借入期間は短い方がリスクが低い』
と思いがちですが

 

 

キャッシュフローの視点からは
『借入期間が長い方がリスクが低い』 と言えます。

不動産投資の成功を決める2つの要素

2017-03-05

おはようございます。

 

 

アセットランク.Com
大塚 博之です。

 

不動産投資の成功・失敗を決める要素は
たった2つしかありません。

 

 

その2つの要素とは

 

 

▼ インカムゲイン(家賃収入)
▼ キャピタルゲイン(売却収入)

 

 

です。

 

 

不動産投資で成功する為には
この2つの要素の両方について

 

 

しっかりとした戦略を持つ必要があります。

 

 

インカムゲイン・キャピタルゲインの
2つの要素のマトリックスを作ると

 

 

不動産投資成功の要素

この4つの組合せになります。

 

 

パターン1は文句無く成功の
不動産投資です。

 

 

しかし、なかなか、パターン1の
になる物件を探すのは大変です。

 

 

逆にパターン4は、
絶対にやってはいけない不動産投資です。

 

 

パターン3は1990年前後のバブル期
の不動産投資の典型的なパターンです。

 

 

現在、このパターンで収益を上げられる
可能性は極めて低いと思います。

 

 

ここ10~15年の間に不動産投資を始めた
投資家の多くは

 

 

パターン2に当てはまると思います。
パターン2で成功する為の

 

 

ポイントは

 

 

『インカムゲインの収益でキャピタルロス
を補えるかです。』

 

 

単純に書くと

 

 

▼ 1億円で物件を購入

 

 

 

 

▼ この物件を10年後に8,000万円で売却

 

 

この投資を成功の不動産投資にするには

 

 

10年で2,000万円以上、1年200万円以上
のインカムゲインがあればいいわけです。

 

 

この例は単純で分かりやすいですが、

 

 

実際にパターン2で成功するには

 

 

▼ 税引き後キャッシュフロー累計
▼ IRR

 

 

を戦略指標にする必要があります。

 

 

次回は、この2つについてお伝えします。

 

 

不動産投資シミュレーションの王道を知る

2017-01-28

アセットランク.Com
大塚 博之です。

 

 

不動産投資シミュレーションの王道と言えば

 

 

■ 積算価格法

 

 

■ 収益還元法

 

 

です。

 

 

大塚さんも何度も利用して
物件の価値を検討なさっていると思います。

 

 

では、積算価格法と収益還元法どちらが重要か?

 

 

結論を書くと

 

 

『どちらも重要』

 

 

です。

 

 

■積算価格法 ⇒ 過去の実績から
現在の価格を導き出すもの

 

 

■収益還元法 ⇒ 未来の収益から
現在の価格を導き出すもの

 

 

とまったく異なった意味合いを持つからです。

 

 

■積算価格法は

 

 

・ 建築費用
・ 現在の土地価格

 

 

という過去の実績から価格を導き出します。

 

 

■収益還元法は

 

 

・ 将来のキャッシュフロー

 

 

という未来の実績から価格を導き出します。

 

 

つまり、

 

 

▼ あくまでも過去の実績でしかなく
未来の要素を織り込んでいない
積算価格法

 

 

 

 

▼ 不確定な未来予測から計算される
収益還元法

 

 

両方の弱みを補完するという意味合いで

 

 

積算価格法と収益還元法
の2つを使って投資物件の価値を計算することは重要です。

 

 

不動産投資をする場合は
面倒くさがらずに

 

 

積算価格法と収益還元法を
比較することをお勧めします。

 

 

あなたの投資物件は10年後にどうなっているか?

2017-01-13

アセットランク.Com
大塚 博之です。

 

 

不動産投資家に

 

 

「10年後に、いまの物件を所有し続ける予定ですか?」

 

 

こんな質問をすると

 

 

かなりの数の人が

 

 

「はい」 と答えます。

 

 

大塚さんも、同じ答えの場合
1つ注意することがあります。

 

 

それは

 

 

『出口を忘れないこと』 です。

 

 

不動産投資をしていると

 

 

・ 毎月家賃が入っているかな
・ 空室が埋まらないかな
・ 壊れた給湯器交換しなきゃ

 

 

など手近な問題ばかり考えがちです。

 

 

しかし、『出口』をしっかり考えた
運営をしないと

 

 

10年後、20年後に

 

 

『成功していると思っていた投資が
一転して失敗になる』

 

 

ということが起こりかねません。

 

 

では、不動産投資の『出口』
にはどんなものがあるでしょうか?

 

 

大きく分けると

 

 

・ 売却する
・ 建替える

 

 

になります。

 

 

大まかに表現すると

 

 

売却の場合は

 

 

『投資金額 - 税引後CF累計 - 売却額』

 

 

建替えの場合は

 

 

『投資金額 - 税引後CF累計 - 土地価格』

 

 

がプラスにならない場合には
投資として失敗と言っていいです。

 

 

どんなに分かっているつもりでも
忘れがちになるのが『出口』です。

 

 

常に、出口のチャンスがないかを
探りながら投資するスタイルが成功への近道です。

 

 

もう一度考えたい不動産投資の目的

2017-01-04

アセットランク.Com
大塚 博之です。

 

 

「不動産投資を始めたいんです」

 

 

こんな話の時に、こんなことを聞きます。

 

 

「不動産投資をする目的はなんですか?」

 

 

多くの人が

 

 

「・・・・・・・・」
となります。

 

 

何かを始める時に
その目的を考えて始めるのは重要です。

 

 

不動産投資も例外ではありません。

 

 

不動産投資の目的を大きく分類すると

 

 

1  資産運用の為

 

 

2  資産防衛の為

 

 

3  節税の為

 

 

大きくこの3つだと思います。

 

 

目的によって投資する方法も変わります。

 

 

1 資産運用の為

 

 

・ 低利の借入を利用する
・ インカムとキャピタルのバランスをとる
・ 月々のキャッシュフローに目を配る

 

 

2  資産防衛の為

 

 

・ 借入を使わず、自己資金で投資
・ 利回りが低くても、一等地に投資
・ キャッシュフローは赤字にならなければいい

 

 

3  節税(相続)の為

 

 

・ 借入をうまく使う
・ 物件価格が高く、固定資産税評価額の低い物件に投資
・ キャッシュフローは、最悪赤字でもいい

 

 

不動産投資をする目的によって
投資する方法の違うことが分かります。

 

 

「私が不動産投資する目的は何か?」

 

 

という質問は、不動産投資を進める上で
非常に重要な質問です。

 

 

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