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積算価格法と収益還元法どちらが重要か?

2016-04-23

おはようございます。

 
アセットランク.Com
大塚 博之です。

 
投資物件が割安か、割高か
を判断する主な方法に

 

■積算価格法

 
■収益還元法

 
があります。

 
では、積算価格法と収益還元法
どちらの方法が重要か?

 
結論から書くと

 
「どちらも重要」

 
です。

 
■積算価格法

 
過去の実績から
現在の価格を導き出すもの

 
■収益還元法

 
未来の収益から
現在の価格を導き出すもの

 
とまったく違う視点で物件の
評価ができる方法だからです。

 

積算価格法は

 
・ 建築費用

 
・ 現在の土地価格

 
という過去の実績から価格を導き出します。

 

収益還元法は

 
・ 将来のキャッシュフロー

 
という未来の実績から価格を導き出します。

つまり、

 
あくまでも過去の実績でしかなく
未来の要素を織り込んでいない

 
「積算価格」

 

 
不確定な未来予測から計算される

 
「収益還元法」

 
両社の弱みを補完するという
意味合いで

 
収益還元法と積算価格法
の2つを使って投資物件の価値を考えることで

 
より精度の高い物件本来の価値を
導くことができます。

 

 

こんな物件に、銀行は融資しない

2016-04-10

アセットランク.Com
大塚 博之です。

 

銀行は、こんな物件には融資しません。

 
『DCRが1.2より低い物件』

 
■ DCRとは(Debt Coverage Ratio)

 
・ ネット収入(年) / 支払額(年)

 
年間ネット収入を年間の元利返済額(ADS)で割り出した数値です。
不動産投資によるリスクを回避するための指標です。

 
ローン返済額の何倍ぐらいの実質収入があるかを判断できます。
投資計画における安全性を確認する大きな目安となっています。

 
この数値は高い方がより安全性が高いと判断できます。

 
銀行が融資の際に一番に考えるのは

 
「デフォルトしない」

 

違う言い方をすると

 
「とにかく、絶対にとりっぱぐれないようにする」
ということです。

 

DCRが1.2を下回るような物件だと

 

・ わずかに空室率が増えた

 
・ わずかに金利が上がって支払額が増えた

 
・ わずかに家賃額が低くなった

 
というだけでデフォルトのリスクが高まります。

 

不動産投資をすると、とかくリターンの
ことを中心に考えてしまいます。

 
しかし、銀行はリスク(デフォルト)を
いかに回避するかを中心に考えます。

 
この視点の違いが
融資を受ける際の大きな壁となります。

 
銀行の立場になって考えるならば

 

「この物件(わたし)はデフォルトの
リスクが低くしっかり返済できますよ。

 
だから安心して貸すことができますよ」

 
という語り方をする必要があります。

 

投資開始の1年目だけではなく、
10、20年とDCRが1.2以上であることは
不動産投資を考える上で必須です。

銀行融資の空室率基準は○%

2016-04-03

アセットランク.Com
大塚 博之です。

 

「銀行から借入できるかな?」

 

と思った時に

 

収益シミュレーションを行う場合のポイントは

 

『銀行が、どんな基準で収益還元法の
計算を行っているか?』

 
を意識することです。

 
そこで、今日は銀行の空室率基準について書きます。

 
多くの銀行は

 
『空室率20%』程度で
収益シミュレーションをします。

 
当然、銀行によって空室率の
基準は異なります。

 
ただ、銀行の方の話を聞いていると、

 
融資をする際の空室率の基準を
20%程度で考える場合が多いようです。

 
全国平均の空室率が16~18%程度なことを
考えると妥当な数値だと言えます。

 

しかし、空室率を20%も考慮された上で、
キャッシュフローが安定しているか?

 
を審査されることを考えると
なかなか厳しい基準です。

 

ただ、視点を変えると

 
『20%の空室率を見込んでも
キャッシュフローがプラス』

 
というのは投資する際の安心材料にもなります。

 
『空室率20%でもキャッシュフローがプラスか』

 
は投資を決定する際の1つの基準になります。

 

参考にシミュレーションをなさってください。

 

 

マスコミで演出するお金持ち

2016-03-27

おはようございます。

 

 
アセットランク.Com
大塚 博之です。

 

不動産投資をしていて思うのが

 
一般に考えられているお金持ちの定義が
間違っているのではないかということです。

 

おそらく、一般的なお金持ちのイメージは

 
マスコミによって作られている処が
大きいと思います。

 
マスコミ(テレビ)に出てくるお金持ちは

 
▼ 高級外車を何台も所有している

 
▼ 大きな家に住んでいる

 
▼ 高いワインを飲んでいる

 
▼ ブランド品に身を包んでいる

 
こんなイメージの人だと思います。

 

しかし、こんなイメージの人が
本当に、お金持ちかどうかは分かりません。

 

その理由は、お金の流れを分解してみると
分かります。

 

お金の流れを分解すると

 

1.収入

 

2.支出

 

3.ストック

 

に分解できます。

 

では、この3つがどのような状況の人が
お金持ちかというと

 
1.収入が多い

 
2.支出が少ない

 

3.ストックが多い

 

という人です。

 

つまり、

 

『大きな収入⇒少ない支出⇒ストックが大きくなる』

 
このような流れを作っている人がお金持ちと言えます。

 
ところが、テレビに出てくるお金持ち像から
分かるのは

 
『支出が多い』

 
という点だけです。

 
もしかすると、支出が多すぎて
ストックができない貧乏な人かもしれません。

 
『支出が多い=お金持ち』
ではありません。

 

 

大家さんは知っておきたい 平成28年度税制改正

2016-03-19

おはようございます。

 

 

アセットランク.Com
大塚 博之です。

 

 

平成28年度の税制改正について
昨年の12月に概要が発表されました。

 

 

今回の改正で不動産投資に影響を与えそうな項目は

 

 

『減価償却費制度の見直し』 です。

 

 

■改正内容は

 

 

平成28年4月1日以後に取得する建物附属設備及び構築物については、
定率法を廃止し、定額法のみの方法による。

 

 

これにより設備部分に定率法が利用できなくなります。
(建物部分は現在も定額法のみ)

 

 

この変更により

 

 

どの程度の影響がでるかについては
以下をご確認ください。

 

 

例 耐用年数10年、設備価格 1000万円の場合
※千円以下は記載していません

 

 

▼ 定額法

1年目 100万円
2年目 100万円
3年目 100万円
4年目 100万円
5年目 100万円

 

 

▼ 定率法

1年目 200万円
2年目 160万円
3年目 128万円
4年目 102万円
5年目  82万円

 

 

投資初期に減価償却額が大幅に
減少することが分かります。

 

 

ただし、最終的には備忘価格1円まで
定額法、定率法ともに償却されますので

 

 

どちらが得とか、損とか言うものではありません。

 

 

税金は不動産投資にとって最大のコストです。

 

 

それだけに、このような変更点は
必ず、アンテナを立てるようにしておく
必要があります。

不動産投資シミュレーションのポイント

2016-03-05

アセットランク.Com
大塚 博之です。

 
お正月はどのようにお過ごしでしたか?

 
本年もよろしくお願いいたします。
 
さて、不動産投資シミュレーションをする場合
一定の値だけで計算するのではなく

 

▼ 空室率

▼ 金利

▼ 家賃

 
などを上下させながらシミュレーション
することも多いと思います。
 
このように、上限、メイン、下限の
シミュレーションをしていくのは

 
将来を予測する為に有効な手段です。

 
ただ、このようなシミュレーションを
行う場合に1つ注意点があります。
 
それは、

 
『変化させる項目を1つずつにする』
ことです。

 

例えば

▼ 10年後に金利を2%してみる

 

▼ 空室率を20%にしてみる

 
▼ 家賃を10%下げてみる
 
などを考えてシミュレーションをする場合

 

▼ 10年後に金利を2%あげる だけをする

 
▼ 空室率を20%にしてみる だけをする

 
▼ 家賃を10%下げてみる  だけをする

 

など1つのポイントだけを変化させて
シミュレーションをすることが重要です。

 

複数の項目を変化させてシミュレーションすると

 
その項目の変化が、何にどの程度影響を与えるかが
分からなくなってしまうからです。

 

家賃、空室率、金利などを
1つずつ変化させることで

 
どの項目の影響が、何に影響を与えているかを
きっちり確認することができます。
 
『変化させる項目を1つずつにする』

を忘れずにシミュレーションを行ってください。

 
────────────────────────────

◆金利、家賃、空室率を1年毎に変化させてシミュレーション
できるアセットランクシミュレーター ログイン画面

https://www.assetrank.com/simulator/login/Login.aspx

◆ユーザーID・パスワードをお忘れの場合はこちら

https://www.assetrank.com/simulator/login/confirm.aspx
────────────────────────────

大きなリターンの裏側にあるもの

2016-02-21

おはようございます。

 
アセットランク.Com
大塚 博之です。
 
先日、こんな話を聞きました。

 
「利回りが12%あって借入を一杯できそうだから
自己資金をすぐに回収できそうだよ」
 
利回りが低下してるご時勢
とても、魅力的な状況です。
 
しかし、この視点だけで投資をすると
大きな落とし穴にはまりかねません。
 
理由は、
 

『リターンにしか目がいっていない』
 

からです。

 

こんな時こそ思い出したいのが
投資の基本である

 
『リターンの大きなものはリスクも大きい』
 

ということです。

 

私も含め、投資を始める時には
ついリターンにばかりに注目してしまいます。

 

また、投資関連のセミナー、本なども
リターンを中心に伝えられるものが多いです。
 
しかし、実際は、リスク管理がしっかりできていないと
投資で成功することは非常に難しくなります。
 
大きなリターンにばかり目が行った時は
 

「ちょっと待てよ、どんなリスクが
あるだろう」
 

と一呼吸おいてリスク分析をすることが
重要です。

 

 

なぜ、資産を増やすのに、B/Sが必要なのか?

2016-02-14

おはようございます

 
アセットランク.Com
大塚 博之です。

 
資産運用をして資産を増やすのに
絶対必要な知識が

 
『貸借対照表』の知識です。

 
ただ、企業の決算書から
貸借対照表を理解しようとすると

 
「よくわかんないから、覚えるの面倒だ!」

 
ということになってしまいます。

 
そこで、今日は、不動産投資を例に
貸借対照表の動きについて説明します。

 
例をあげながら進めます。

 
手持ちに1000万円あったとします。
その1000万円は現金で持っています。

 

その時貸借対照表(B/S)は、こんな感じになります。

 

キャプチャ1

 

この1000万円で不動産を購入したとします。
その時の貸借対照表は

 

 

キャプチャ2

 

不動産物件を5年後に売却することになりました。
その時の売却価格は800万円でした。

 

キャプチャ3

 

純資産が800万円に減ってしまいます。
200万円の純資産を失ったことになります。

 
つまり、資産運用に失敗したことになります。

 
これは不動産物件売買だけの動きを
貸借対照表に表したものです。

 

もう少し、現実に近づけて家賃収入で
1年50万円、5年で250万円の収入があったとします

 

その場合の貸借対象表は

 

 

キャプチャ4

 

1000万円だった資産が50万円
増えています。

 

1年で10万円、年利1%の運用が
できたことになります。

 

貸借対照表を理解することで

 

家賃収入(インカムゲイン)だけでも

 

売却収入(キャピタルゲイン)だけでも

 

投資で成功する為にはダメなことが
理解できます。

 

日頃から貸借対照表の視点でのチェック
することで、資産の現状を把握することができます。

ローン年数 20年 VS 30年 どちらが得か

2016-02-07

おはようございます。

 

 

アセットランク.Com
大塚 博之です。

 

 

「リスクを考えてローン年数は
短くした方がいいですか」

 

 

このような質問を受けました。

 

 

単純に考えると

 

 

借金の年数は短い方がリスクが低く感じます。

 

 

しかし、ローン年数を短く
することには一長一短があります。

 

 

では、ローン年数を短くする
ことの短所は何か?

 

 

ローン年数20年と30年を

 

 

『税引後キャッシュフロー(CF)の累計』
を使って比較します。

 

 

条件

 

 

・物件価格 5,000万円
・自己資金 1,500万円
・元利均等返済 金利2.5%
・表面利回り10%

 

 

の5年後の税引後CF累計を比較すると

 

 

・ローン年数20年 ⇒ 132万円

 

 

・ローン年数30年 ⇒ 481万円

 

 

約350万円もローン年数の短い方が
少なくなります。

 

 

これがローン年数を短くする一番の短所です。

 

 

ローン年数が短い分
1回のローン支払額が多くなり

 

 

CFに悪影響を与えてしまいます。

 

 

20年は30年と比較して
約60万円 年間支払額が多くなります。

 

 

2棟目、3棟目の物件取得に向けて
早くお金を貯めたい場合は、

 

 

ローン年数の短いことは不利になります。

 

 

しかし、ローン年数が短いことは
絶対にダメかと言うと

 

 

そうではありません。

 

 

比較する指標を変えて
30年後の自己資金回収率で比較すると

 

 

ローン年数20年 ⇒ 200%

 

 

ローン年数30年 ⇒ 168%

 

 

ローン年数32%収益性に差がでます。

 

 

ローン年数が短いと

 

 

『キャッシュを貯めるには不利だが
収益性は上昇する』

 

 

と言えます。

 

 

同じ物件でも、投資戦略によって
これだけの差がでます。

 

 

不動産投資では

 

 

『絶対にこっちの方がいい』

 

 

と言えることは少ないです。

 

 

その人の目的、考え方、状況にそって
シミュレーションをすることが重要です。

 

 

不動産投資でもっとも重要な戦略とは

2016-01-31

おはようございます。

 
アセットランク.Com
大塚 博之です。
 
不動産投資の戦略で
もっとも難しいのは

 
「出口戦略」 です。
 
出口戦略として

 
・ 売却する

 
・ 更地にして再建築

 
が一般的に考えられます。
 
もっとも多く取られる方法が売却です。
 
では、出口戦略の為に

 
どの位の価格で売却できるかを
知るのにはどうしたらいいのか?

 

考えられるのは

 

▼ 売却した場合の価格を不動産屋に聞く

 
▼ 周辺同等物件の販売価格を調査する
 
しかし、この両方とも
とても手間がかかります。

 

そこで、手間のかからない
便利な方法をご紹介します。

 

『利回りを使って割り出す』

 
方法です。
 
その手順は、

 

1、不動産投資物件サイトで
所有物件と同等の物件を探す

 
2、物件の表面利回りを確認

 
3、その利回りから-1~2%した
利回りを計算

 
例 相場が8%なら6~7%

 
4、空室を考慮した家賃収入を
確認する(実質家賃収入)

 
5、実質家賃収入(年)÷計算した利回り
を計算してみる

 
例 1,000万円(実質家賃収入)÷ 7%
=14,285万円

 
6、計算で出た答えを、売却可能価格と考える
 

不動産投資物件を売却する相手は
当然、投資を目的としています。
 
投資目的の人は、利回りで
『割安か、割高か』を判断します。
 
そこで、相場より-1~2%した
利回りであれば売却できる可能性が高いと
考えて売却可能価格を計算する方法が

 
1~6の手順です。
 
利回りを-1~2%した
シビアな売却価格ですので、

 
入居率も高く、売却しやすい物件だと
考えられる場合は、

 
-幅を小さくするなどマイナス部分を
調整しながら検討してください。

 

 

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